アルトの世界

ナレーションと語り*

MENU

裏声日記

感動と腹痛の関係

虚血性腸炎発症から3日目。

今朝もお腹が痛む。

ポカリやウィダーばかり飲んで、ちょっと飽きてしまい、水分自体の摂取が少なくなっているのかもしれない。

甘い飲み物が苦手な体質のため、ポカリを水で薄めて飲む。

舛田さんのそうじ力セミナーをzoomで受ける予定だったが

痛みがちょくちょく襲ってくるため顔出しは断念。

Facebook Liveでの視聴となった。

舛田さんのセミナーは瞑想を取り入れているのだが、そこで「身体の中身を洗う」という瞑想があった。

清水の川で脳味噌を取り出してゆすいだり、肺のフィルターを洗うのだ。

私は大腸を取り出した。

大腸にはチャックがあるので、それを開けて、その中を綺麗にして、再び身体の中に収めた(笑)

なんとなく少し痛みがましになるようだ。

そんなおまじないと共に、私を励ましてくれたのがこれ

今朝、速達で届いたのは、スタイリストの長友妙子さんからのプレゼント。

不思議な効果があるという痛み止めパッチ。

うひゃー、ほんとかな?

でも、妙子さんが実感していて、わざわざ送ってくれたもの。ありがたく試してみた。

夕方。

このパッチの効果もあってか?ずいぶん楽になり

予定していた観劇に出かけた。

「父と暮らせば」井上ひさし

劇団ゴツプロの大阪公演である。

実は、この舞台の主役、佐藤正和さんは

私の語座の仲間でフリーアナウンサーの勝田香子さんの旦那さん。

ベテラン役者さんだとは知っていたが、大阪公演は滅多になくて、観に行く機会もなかった。

今回、大阪公演があると聞きつけ、周りに声がけしたところ4人集まった。

さて、どんな舞台になるのかな?

終演後

会場を出て、みんなで歩き出してはじめて、私はこのひと言を口にした。

「素晴らしかったね」

感想というのは難しいもので、人それぞれ違うから

口火を切る責任みたいなのがある。

でも、私は思ったままを口にした。

一緒に行ったメンバーに、役者であるホリベちゃんもいたので

その感想も気になるところだった。

「すごかったです」

普段、あまり感情を表に出さないホリベちゃんだが、明らかに嬉しそうだった。

私も嬉しかった。なにしろ良い舞台だったから。

テーマは広島の被爆者であり、重い。

しかし、その背景の上に描かれる父娘の温かい交流と切なさと苦しみ

すべて非常に細やかに表現されていた。

稽古も半端なくやってきただろうと思ったし、舞台演出、照明、転換、まったくストレスなく芝居の世界に入り込めた。

佐藤さんの演技は抜群で

さすがベテラン!舞台役者!

と、言いたくなるほど。

若手の女優さんも、広島出身だそうだが、きっと色んなことに向き合いながら、この役をやり切ったのだと想うと惜しみない拍手を送りたくなる。

さて、終演後の話に戻る。

あら、芝居の間、ぜんぜん一度もお腹が痛む瞬間がなかった。

なのに、歩き始めてしばらくすると痛みが蘇ってきた(笑)

不思議。

今夜は十五夜。

満月をバックに撮影。

そして、ほぼ3日ぶりに固形のものを食べてみました。

美味しい〜

みんなはお酒はもちろん、美味しそうな飲茶を食べてたよ(笑)

ああ、良い夜でした。




こちらの記事もぜひ

桜の別れ

玲子叔母さんへ

コメントを書く