アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

引き寄せ

昨日の片山三喜子さんの出版パーティーのことをFacebookに投稿した。

私たちの出会いの話も書いたのだが、そこに登場したのが、当時の番組プロデューサーだった藤原剛さん。

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まだ駆け出しの頃、初めて仲良くなったテレビ局の偉い人だった。

飲みに行くと、業界のいろいろな話を聞かせてくれる。

私は大尊敬していたのだった。

その藤原さんに言われてショックだったのが

「都代子の声は、まだ艶がないな」

自分では腹式発声もできていて、声が出ていると思っていたのだが、違ったのだ。

そのタイミングで、私は藤原さんに紹介してもらい、プロダクションを移った。

そして、出会った大先輩のボイトレを受けることになった。

前のプロダクションで教わったのとは違うボイトレ方法で、私は鍛え直した。

さらに、大先輩が「2時間くらい毎日やれば声は変わる」と言ったのを真に受けて

毎日2時間ボイトレをすることにしたのだった。

当時、一緒に学んでいた仲間で、それをやったのは私だけだ。

そしたら、一週間後に

変わった。

これが、私の声の原点だ。

だから、藤原さんは、私の恩師とも言える。

今朝の投稿に、藤原さんのことを書いたら、三喜子さんからも、「(生きていたら)一緒に飲みに行きたかったですね」とコメントが入った。

そして・・・その数十分後のこと。

ナレーションの収録のため南森町へ向かった。

ひとつ手前の扇町に停車し、扉が閉まり、動き出した瞬間

「あ!!!」

「あーーーーすごい!」

なんと、三喜子さんが扇町駅から乗車してきたのだ。

周りの目も気にせず興奮する2人(笑)

だって、ついさっきFacebookでやりとりしたところ。

しかも、私はスタジオに1番近い車両に乗っていたのだが、ピンポイントでそこに乗り込んでくるんだもの。

「藤原さんが引き寄せたのかも」

コロナ禍で会えないまま、藤原さんは亡くなってしまった。

仕事仲間から、組長!と言われて慕われていた伝説のプロデューサーだった。

私の想い出の人でもあった。

ああ、今生きてたらなぁ。

三喜子さんと3人で盛り上がったことだろう。

素敵な引き寄せ、ありがとう。

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