演説は誰のために
いつも出張のタイミングで、何人かリアルパーソナルレッスンをする。
今日はほんとうは早めに大阪に戻りたかったけど
なかなかリアルで会えなかった人が、18時くらいなら大丈夫とのことで約束。
ようやくリアル初対面した!
彼女は実は参議院議員さん。
演説や、質問のときなど、とにかく「話し方」が大切な仕事。
でも、よくぞ当選したなぁー(笑)という
ちょっと物足りない話し方なのだ。
話し方の前に大切なのが「声」
この声に芯があるのとないのとではまったく違う。
私が今回書いた本の内容そのままである。
信頼感がないと困るのが政治家だものねぇ。
リアルならではの指導で、力強いまっすぐな声は出せた。
あとは継続するしかない!
筋肉と同じで育てないと。
なかなかしょっちゅうはリアルで出来ないのが申し訳ないが
私が演説の真髄を言うと
「確かにーーー」
と大きく頷いた。
いったい私が何を言ったか?
「辻立ちしても聞いてもらえていないと思うと、、、」
という悩みをこぼしたので
「街の人は聞いてないと思うでしょ?通り過ぎるだけ。でもね、そのとき、一瞬でも耳に入ってくる声にエネルギーがあったらどう?印象に残るの。話の中身は聞いていなくても、声が残るのよ。だから、立ち止まって聞いてくれなくても構わないの。声が大事なのよ」
菅直人さんは、かつて、誰もいない場所でも熱弁をふるっていたと言う。
伝わることを知っているからだ。
ビルの中にいたとしても、店の中にいたとしても
なんとなく時々聞こえる声の力強さ。
それだけでも街の人にはちゃんと伝わる。
でも、時々聞こえる声が、ただうるさかったり、キンキンしていたり、ひっくひかえって叫んでいるだけだったとしたら
耳を無意識のうちに塞ぐだろう。
確かに聞いてもらえていないと寂しいと思うけどね。
あと、私が言ったのは
「自分の声は自分が聞いてるんですよ。本当のことを言ってるのか?信念はあるのか?自分が聞いて、1番納得できているなら、そこに人がいなくても大丈夫です」
こうして伝えている私の声も、今日はリアルだったからこそ、伝わったかな?と思う。
だから、辻立ちも頑張ってほしいな。
さて、今日からの耳ビジはこの本!
チャットGPTの進化にびっくりです。
有料版にしちゃおかなー(笑)
【ゼロから稼げるChatGPT入門】加納敏彦
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