東北の旅~4日目 気仙沼
今回のメインイベント
三陸海の盆 本番である。
これまで岩手県で開催していて、初めて宮城に場所を移した。
舞台の内容も工夫があって、出演団体も目新しい。
毎年行っている人にとっては新鮮に映ったことと思う。
特に、地元唐桑の郷土芸能が多く、海とともに生きてきたこの地域の歴史を感じることができた。
私はいろいろ失敗もありながら、必死にその場その場の転換をつなぎ
14時46分を緊張感の中迎える。
これまで何度も経験してきた14時46分の黙とう。
時間が近づくにつれ、やはり胸がきゅんとなる。
目の前に広がる海原を見ながら、そして地元の方々の心の内を想い
大阪で捧げる黙とうとはまた違う気持ちでその時間を待つ。
14時46分になった。
黙祷
この一言がなんとも重い。
賑やかな祭りの中、この時だけはしめやかに、哀悼の意を捧げた。
いまだ癒えない辛い経験。爪痕の残る土地。
復興の道のりは果てしない。
さて、再び気持ちを切り替えて祭は続く。
そして、最後は東京からのゲスト、バイオリンデュオのエヴァリー登場。
初めて見たのだが、若者二人がとてもあたたかく、お客さんを喜ばせる豊かな表情で演奏を繰り広げてくれた。
フィナーレにふさわしいアーティストに会場全体が元気をもらった感じだった。
こうして第5回の三陸海の盆も無事閉会した。
ハア~くたびれた(笑)
そして、私たちの東北の旅も今夜が最後。
締めくくりはお寿司屋さんに決定。
「ゆう寿司」ここもスタッフさんに教えてもらった店である。
値段はそれなりだったけれど、美味しいカツオにマグロはトロも。
締めは上握りをしっかり食べて、あ~~~満腹!
部屋での2次会も盛り上がり、旅の最後の夜のしめくくりは爆笑の連続だった。
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