公演稽古が佳境に入っている。

自主公演なので、事務的な作業も多く
チラシ、チケット、会場との折衝、音楽…

台本は出演する南条さんが書いたのだが、
そのエンディングをめぐってみんなで意見交換。

もう少し変えて欲しい。

そんな話になって、南条さんに今一度検討してもらうことになり…
新しいエンディングにリニューアルされた台本がメールで届いた。

そして今朝…

出演者メンバーのグループLINEでのやりとり。

「ナオ、ラストどうだった？」

ナオ、とは、私の役名である。

ちょ、ちょっと待って(^_^;)
なぜ、私に聞くねん…ほかの人に聞いてよ…

あとの2人は既読になっているはずなのだが無反応である。

やばい、返信せねば！

実は、新しいエンディング、良かったのだが、
もう少しこうなればいいのになぁ?と思ってしまったのだ。
脚本家として多くの作品を書いている先生にダメ出しなど出来るものか！←これまで女3人で何度もダメ出ししてるけど（笑）

で、結局…

よかったんですけど、あそこはこんな感じだとテンポ良くなりそうで…
こんなこと言うわたしのお尻ぺんぺんしてください☆

文章で意見を書くのは難しい…(-_-)

すごく優しくて、心が広い南条さんでも、ムカッとするかな…どうしよう。
今夜の稽古には南条来られないし…(-_-)

と、思ってたら…
稽古に遅れて顔だしてくれた！！！
そして、わたしらの意見にもやはり耳を傾けてくれて、
取り入れつつ、ここはこうだから、こうしたら良いのかと思うよ。
と、すごくわかりやすく教えてくれた。

本当に嬉しいし、頼れるし、楽しいアニキ。

大御所がよく言うことなんだけど、
教える一方の現状ではあるが、それをやはり南条さんは言ってくれるのだ。

「僕も君らから色々勉強させてもらってるからね」

ほんとはそんなのほとんど無いねん。
でも、そう気遣ってくれる。

せっかくいっぱい時間をもらってるんだもん。
公演を通じて、自身が成長し、お客様に良い時間だった、最低ラインとして「値段相当だった」と思っていただけるように。
「安かった」と言ってもらえるのを目標に。

自分自身で、お尻ぺんぺん！！