アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

NATSについて

私にとっての年内のビッグイベントが終わった。

NTASボイスライブ 「12月8日の招待状~その招待状からミステリーは恥会った~」

本日は多くの方にご来場いただき誠にありがとうございました。
おかげさまで無事に公演を終えることが出来ました。

大入り

これまでもラジオドラマや朗読劇は経験してますが
ベテラン俳優さんの脚本演出で一緒にできたことは本当に貴重な経験でした。

今日はまじめなことを書きます。

松尾さんとはもともと顔見知りでしたが、ご縁が深まったのは一昨年の私の誕生日でした。
ナレーターのFさんが松尾さんを誘ってうっかりバーに来てくださったのです。
そのとき、皆からお祝いしてもらって感激していたとき、
ちょっとした私のひと言が松尾さんに「ピン」と来させるものがあったそうで。

その後、今回のご縁へと繋がる飲み会のお誘いなどをいただくことになりました。

塩見さんとも顔見知りでしたが、その飲み会で改めてゆっくりお話しさせてもらい
南条さんとは面識無く、まったく存じていないというたわけ者の私でしたが
なぜか4人、気が合って、気楽な会話が楽しめました。

今から思うと不思議です。

そして、いつしか一緒に舞台をやろう!という話へ発展。
今夜実現したわけです。

ご挨拶のときにも言いましたが、実は私はなかなかどうして後輩でして。
ベテランと自称してよいかどうかも疑問な中堅ナレーターです。
めちゃもぐりのナレーターですし(笑)

でも、舞台での朗読などの経験だけは豊富なものですから、
それはそれは稽古の途中言いたいことを言っておりました。

これは劇中の役「ナオ」そのままで、相手が誰であろうとスタンス同じな生意気な人間です。

でも、そんな私を3人は大きな心で受け止めてくれて
もうちょっと気を遣わねば・・・と思うこともありましたが
すぐそれを忘れてまた言ってしまうという。

しかし、正直、先輩3人ともけっこううっかり屋だし、おっちょこちょいだし(特に女性2人)
なんといってもユーモアセンスがたっぷりなので
もしや私が一番しっかりしてるんじゃないか?と感じることが多くなってきました(笑)

とにかく心地よい関係の中で稽古が進みました。

そして驚くべきチケットの売れ行き。
これにはさすがベテラン!売れっ子!と唸りました。

南条さんが売るのを遠慮してくださって
女性陣がそれぞれ70人越えの集客。わたしの友人もたくさん集まってくれました。

平日にも関わらず2公演合わせて260名を超えたのでした。

ただ、お客様が増えるにしたがって、益々重圧を感じるようになり・・・。

前評判ばかりで中身からっぽと思われたらどうしよう!

脚本が良いし、このメンバーだから大丈夫と思いながらも
業界のお客さまが多いので厳しい目で見られることは間違いなく。

それに私自身、いつも他の舞台を見たら、良いところ悪いところ真剣に問うので
少しでもクオリティをあげられるようにしたい。
そう感じていました。当たり前のことなんですけどね。

南条さんには朝ドラの撮影などで忙しいのに
「もう1回通したいなあ~」とねだって

「え~~~~まだやるん???」

と何度言わせたことか(笑)

話がすっかり長くなったので割愛。

そして今夜を迎えました。
会場の皆さんのご協力、スタッフの協力を得て、なんとか終えることが出来ました。
テーブル席だったからかとも思いますがアンケートの回収率が驚異的でした。

中には厳しいご意見もありましたが、それは本当に有りがたい大事なお言葉です。
書いてくださったことがまず有りがたいです。

自分の評価は自分ではできないし、
課題はめちゃくちゃあることを十分理解しているので、また次へむけてこの経験をどう生かすか?のみです。

でも、今夜は。
そして、NATSメンバー4人だけの打ち上げ、反省会が終わるまでは
素直にこのご縁、この幸せを感じたいと思います。

ほんとうにみなさま有難うございました。

南条さん、松尾さん、塩見さん。有難うございました。

NATS

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