アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

変顔のススメ

20年以上通っている美容院Luft。

オーナーの大さんがオモロイ人なのもあるが
スタッフみんな明るくてノリが良い。

今日はパーマの時間、アシスタントのモエちゃんと色々お喋りしていた。

去年10月頃に撮影したモエちゃんの変顔がキョーレツだった・・・という話である。

見せてもらうと。。。

驚愕の不細工さだった!

いつもは可愛いモエちゃんなのに、全力で変顔。
この取り組み方には心底感動を覚えた。

というのも、私は大した顔でもないのに変顔が下手で、というか、恥ずかしくてできない。
最近ようやく少し殻を破れた感があるのだが
モエちゃんのあの変顔を見たら足元にも及ばないことを悟った。

私は変顔ができるようになりたい。

変顔さえできるようになれば芝居の幅が広がるのではないか?

最近、よくそんなことを考えている。

芝居が上手い人というのは大体において表情が豊かである。
無表情な人間は、同じような役柄しかできないように思う。

どんな美人でも、表情によって不細工にも見せられ、クールになったり、天然キャラになったり、悪役になったりできる。
それが芝居の実力だと思う。

その点、私は、いつも同じ顔なので、セリフの技術で多少ごまかせても、薄っぺらいセリフでしかない。

もっと心の底から変顔、または美人、またはアホ、知的、優しい。。。とにかく色んな役柄を演じられるようになりたい。

そのためには、まずは変顔なのだ!!!!

私の精一杯の変顔写真を師匠に見せた。←既にモエ師匠である

「あ~~。思った以上に出来てますよ!でも、もう少し白目を?くことができますし、口も全力じゃありませんね」

なるほど!確かにその通りだった。
細い目ながら、精一杯白目を?けばヤバい雰囲気を醸し出せる。
口!!くちかあ~。ほんとだ、手を抜いてるわ。

すると、横から店長カーリーが口をはさんだ。

「あと、そのホッペのところをもっと中央に寄せると完璧かと。」

なるほど!
全力で変顔するとはそういうものなのか!

オーナー大さんに素敵に仕上げていただいたあと、
せっかくなので、と4人で変顔写真を撮影することに。

変顔美容院

みんなすごいなあ。。。。

※美容院の腕前の宣伝にならないので、私は普通の顔で臨んでおります。悪しからずご了承ください

そして、師匠モエちゃんの馬力ある変顔。

アフター

若い嫁入り前の子がこんな顔してええんか?

ほんとの顔はこんなに可愛い?

ビフォー

さあ、この変顔と向き合って、今度の公演の役にセリフに生かそう!
って、どんな役やね~ん(笑)

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