アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

ピンクの薔薇に囲まれて

すごく苦しい夢を見ていた。

仕事に間に合わないのでタクシーを拾おうと思うのだが全然つかまらない。
どこから来るタクシーを待つのが正解なのか?
よくわからないまま進むと港に出てしまい、行き止まり。

知人に出会い、道を教えてもらうものの
その知人がすっかり痩せ衰えていて衝撃を受ける。

しかしとにかくタクシーを探さねば。

坂道を進む。足が思うように動かず苦しくて苦しくて仕方がない。

話は変わって、副キャプのお母さんの家。
お骨はどうしました?と尋ねると

「もうとっくに〇〇寺に持って行きましたよ」

え!!どうしよう。今日はみんなお参りに来るのに。
この前お骨はどこですか?と尋ねられて、まだ家にあるよと答えてしまったのに。

やっぱりタクシーはつかまらない。
雨も降りだしてきた・・・

というループの中、目覚ましに起こされた。

つ、疲れた・・・・(+_+)

今日は副キャプの命日である。
親しい人15人で集まり、お母さんのお宅へお参りに行き
それからみんなで偲ぶ会を催した。

全面的に任されていたし、わたしもやってあげたかったので
みんなに声をかけて準備してきた。
粗供養も頼まれたが、いったい何を選べばいいのか???
頭を悩ましつつ、彼女の好きだったお菓子に決定。

あとは今日、無事に終われば良いだけなのに
なんだか密かに気疲れしていたのか(笑)へんな夢見て冷や汗(~_~;)

ちょっと気がかりだった件もあって、集合時間より早めに行って
お母さんとお喋り。

とにかく副キャプが喜んでくれて、お母さんが楽しんでくれればそれで良い。

時間になり15名が集まった。
みんなそれぞれお花を持ってきたり、お供えをもってきたり。

1年

わあ~益々華やかになったよ!
今日も綺麗だね。

「さすが!誰一人として菊とかもってこないね(笑)」

供花にはふさわしくないかもしれないけどやっぱ薔薇でしょ。

私が用意したアレンジメントももちろん薔薇。
いつだったか、英国ガーデンフェアの司会をしたとき、副キャプも観に来てくれた。

そのとき知り合ったフラワーアーティストの山崎さん。
その後もお花を贈るときにはいつもその方にお願いしていて
今回もイメージをお伝えし、アレンジしてもらった。

「ちょうど珍しいバラが色々入ってきたので、華やかに仕上げますよ」

期待通り、イメージ通りのアレンジメントにしてくれた。

そして一同で彼女の好きだったお寿司を食べに。

好物

いっぱいいっぱい副キャプの話題をして、笑って過ごす。
彼女が再び幸せな人生を歩む日が来ますように。

また会えますように。

今度は大好きな人と結婚できますように。

私の5月1日はこれからもずっと副キャプの為の日になる。

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