アルトの世界

ナレーションと語り*

MENU

裏声日記

苦手な話

半年も一年も同じことなのだが
でも、一年先の話が苦手である。

この時期は株主総会のナレーションが多くて
ほとんどの場合、毎年同じところからご依頼があるので恒例行事となっている。

録音が終わり
「また来年もよろしくお願いします」
と言っていただく。

当然、こちらも

はいよろしくお願いします!

とお答えするのだが、付け加えることは忘れない。

元気で生きていたら、ですけどね(笑)

「下間さんはめちゃ元気そうですよねー!」

あはは、そう見えますか?
ハイ元気です。きっと来年も元気です(笑)
とか言って、明日のことはわかりませんからねぇー。

我ながら、もっと気楽に会話しろよ!と思う(^_^;)
しかし、なかなか…。

来月の旅行が楽しみ。
再来月のとても素敵な約束もワクワク。

でも、これが1年後となると、途端に自信が無くなってしまうのだ。

そう言えば
今日、ある人と宝クジの話になって
私が

当たって人生が狂わないで良かった

と言ったら

「宝クジくらいで人生変わらないでください」

と言われた。

一瞬、その考え、すごいなぁーと思ったが…

いや、そうかな?
私自身は大金を手にして「狂う」人間では無いと思うが「変わる」かもしれない。

人生はいつも綱渡りで
風が吹いただけでもゆらゆら
雨が降ったら滑り
誰かと出会って違う綱に乗り換えて
右の綱に右脚、左の綱に左脚。又割き状態で落下して…

あ、話がおかしくなった(笑)

なにしろ、千円拾っても人生が変わることがあると思うのだ。
なので、宝クジに当たったら人生なにかしら変わりそう。。。

ディレクターさんが、私のナンチャッテ女優業の話を持ち出した。

「こちらが仕事を依頼しても、来年は断られるかもしれませんよ?」

あははは。いまハリウッドで仕事してますのよー!とか?
無いわ!(笑)

ぜひ、来年もまたお会いできますように。

仲良しさん

こちらの記事もぜひ

コメントを書く