アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

持ってるのはだあれ?

我ながら「持ってるわぁー」と思うことがたまにある。

ピンと閃いた瞬間、次から次へとことが運んで行って
面白いようにパズルのピースがはまっていく。

「私って、持ってるわぁー」

311きっかけで知り合った和歌山の高校生が

「夏に岩手に行くので誰か向こうで活動している人を紹介してください」

メールしてきた。

うーん、誰を紹介しよかな?

考えて、ふと浮かんだのが
桜ライン311
という団体代表の岡本さん。
陸前高田で津波到達地点に桜を植樹する活動をしている。

早速メッセージをしてお願いしてみると、快諾してくださった^_^

そのやり取りの中で
近く岡本さんが大阪においでになることがわかり…

そこから、なんとなくの勘?が働くのだ。

岡本さんが大阪に来たついでに
その高校生と前もって会ってもらえないかしら。
前もって会ってもらって、ついでに学校で特別授業をしてもらい
知識を得た上で、夏の岩手訪問に繋がらないかしら。
岩手訪問のとき、桜ラインのボランティア活動も高校生たちにさせてもらえないかしら。

一気に頭の中に浮かんできた。
あくまで勝手に考えたイメージである(笑)

そして、そのイメージを具現化するために…
よし。キーパーソンに連絡しよう!

キーパーソン、とは、
岡本さんをもともと私に紹介してくださった
大阪の、某会社のMさんである。

Mさんに電話。

「おぉ、下間さん、久しぶり!ん?なになに?うんうん。
じゃあ、僕から岡本さんに聞いてあげるよ」

わぁ!ありがとうございます!!!

夏に岩手で高校生の対応してもらうだけでも厚かましいのに
大阪でも岡本さんにひと肌脱いでもらおう、なんて…
私の口からは言えない(^_^;)
Mさんにお願いしちゃおう。

Mさんはすごく対応がスピーディーな方だ。
すぐさま岡本さんに連絡してくれて、
嬉しいことに、岡本さんはやはりその提案を即、受け入れてくださり

ありがとうございます!
では、高校生に連絡して、学校サイドと相談します!

急な話だったので、高校生は一瞬怯んでいたが、
「実現させたい!」
きっとそんな強い気持ちで学校に話したのだろう。

あれよあれよという間にことが運んで行って…
なに?この展開。
すごいワクワクする?!

そして、今日。

うちの車で岡本さんをお迎えにあがり
2人で和歌山の山奥を目指した。

11時半。
学校の大歓迎を受けて岡本さんの特別授業スタート!

特別授業

熱心な子供たち50名ほどの前で
震災のこと、今の活動のこと、子供たちへの熱いメッセージ…

80分の講義を通して
たくさんの言葉を送っていただいた。

岡本さんさすが?!

特別授業のあとは、今回の企画の中心メンバーたちと一緒に給食をよばれ

短いながらも追加ディスカッション。
この夏の予定も岡本さんと話して

ワクワクの時間が終了した。

瞳をキラキラ輝かせてる高校生たち。
とても楽しそうな岡本さん。
なんにもしてないけど、嬉しくて仕方ない私(笑)

アップできないけど
一緒に撮った写真はかなり素敵な一枚だ。

あー。ご縁が繋がって良かったなぁ。
岡本さん、Mさん、みんなに感謝。

そして、思う。

ふふふ。「持ってる」のは私じゃないんだ。

素直な気持ちで行動している高校生たち。

持ってるねぇ?!!!

この夏も楽しんでおいで。
きっと、ワクワクが待ってるよ!

ちなみに、往復約4時間のドライブ。
ご案内役にも関わらず、ずっと岡本さんに運転してもらった…という、オマケネタ付きでした(笑)

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