アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

答えはむこうからやってくる

やけに風が強いなあ。

そう思ったら、今日は木枯らし1号だったそうな。

 木枯らし

それでも陽射しが出ているのでさほど寒さは感じない。

今日は仲よくしてくださってるナレーター竹房さんの出演する「本読みの時間」を見に行った。

見学

森ノ宮の長屋を改造したイベントスペースは
とてもレトロで雰囲気のある場所だった。

そんな中、お琴の演奏も含めて2話の作品の朗読である。

おや~?竹房さんの表情が今日はやけに渋い。
いつもはニコニコ優しい先輩だ。

と、思ったら、芥川龍之介の藪の中の盗人役だった!

おお~いいねえ。いい感じにいつもとイメージが違う。
ナレーターでありながら役者の雰囲気が出ている。

しか~し!
読み進んでいくうち、長セリフが多くなってきた。
そうすると、いつもの優しく爽やかな竹房さんが顔を覗かせ始めた。
さすがのベテランも、説明の多いセリフとなると、キャラを安定させられないのか?

ときどきちゃんと悪役に戻り、また素の竹房さんの顔が出たり(笑)

わかるな~、大変だわ。こういうの。

それを聞きながら、今、私が直面しているキャラクターの安定性について思いを馳せた。

おなじだなあ。

役柄をしっかり自分のものにしてしまえば、1時間通してぶれないのかな。

私の人生において、嬉しい時、悲しいとき、楽しいとき、色々あっても私が私であるように
役柄の女性も心の上下はあっても同じ人間である。

嬉しい時と、悲しい時で、違う人のように見えたらだめなのだ。 

当たり前だけど、これ、難しい・・・・(-_-;)

いや、結局自分が役柄をしっかりとらまえてないだ。

あ、先輩の読みを聞きながらヒントが見えた。
うひょ~!竹房さん、感謝です!

夜は若い子たちの指導。

理屈で講義したので戸惑っていたようだが
この解説にピンと来た人もいた様子。良かった。

喉の調子はイマイチなのに、熱く語ってしまったので(笑)くたくた~

真剣なまなざしで注目されるとサービスしたくなるものだ(*^_^*)

「これをストレートナレーションっていうんですか?」

あはははは。
そうですよ~。

きっと、ストレートナレーションっていうのは「平板に喋ること」だと思っていたんだろうなあ(笑)

みんな頑張れ!

昼間はたいして寒くなかったのに
夕方になると途端に冷え込んできた。

もう11月だもんね。
冬支度せねば。

ことしのはじめに買ったイヤーマフラー。
ニャンコたちに齧られて骨だけになりました(>_<)

やられた~

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