アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

香川県の旅~初日 直島でベネッセオーバルに泊まる~の巻き

かれこれ3年越しの企画がようやく実現した!

直島の旅である。

毎年恒例、ナレ友との二人旅。

「直島行こう!」

と思ったものの、憧れのベネッセは予想以上に人気で
ぜんぜん予約が取れないことに気づいた。

2月くらいに言い始めて
4月の予約なんて取れない!

今回こそは、と去年の11月(180日前)に、ネット予約の練習までして臨んだ。

そして希望の部屋
ベネッセのオーバルをゲット~~~

はあ、、、、大変だった(笑)

しかし、それで満足してしまった二人。
直前まで予備調査をせず・・・(;'∀')

そんなこんなでいざ出発の日を迎えた。

彼女は高松経由。
私は岡山経由。

毎度の現地集合(笑)

今回の集合場所は・・・・

直島1

これぞ直島!草間彌生の赤いカボチャ~~~

直島2

先に到着していた友達がせっせと撮影しまくっている。
わたしも参加。

ひとしきり撮影し終わって、さて、荷物をベネッセにもっていきたいけど・・・どうしたらいいの?

案内所で尋ねると

「さっきベネッセのバスが出て、つぎは1時間ほど先ですね」

げ===!
下調べしてないからこんなことになるのだ(´;ω;`)ウッ…

では、と気を取り直し、まずはひとっプロ浴びに行くことにした。

これまた直島の人気銭湯「I LOVE 湯」である

直島3

直島4

外観が既に面白い。
中もさぞかし・・・・

あれれれ!14時からしか開いてない!
またしても調査不足(-_-;)
そっか早くから開いてるのは週末だけなのだ・・・

もとい、先にランチしよう。

銭湯のそばのオシャレカフェに行くと・・・

「今日は都合により休みます」

なななななんで~~~???

これはやばい。
かつて無い予定の狂い方である。

二人ともお互いを心の中で責める。

さては・・・なんか罰当たりなことしたんちゃうか・・・?

「シモツマさんのことだから、きっとよからぬことでもしでかしたんじゃ・・・・?」

しかしまあ、旅は始まったばかり。
ここで頭を切り替えられるところが二人の良いところ。

よし、では町営バスで地中美術館に行こう!

これ以降、私たちは本気を出し←おそっ!
あっという間にリメイクして「ついてるね!」「らっきーだね!」を連発することとなる。ムフムフ?

事前の予報では3日間とも雨マーク。
なんとも心配な予報であったが、いざ直島に行ってみると、曇り空ながら雨は降っていない。

地中美術館は屋根のないところがあるので、雨だと面倒。
降ってなくてよかった。

直島5

外観も内部も撮影禁止なのが残念。

でも唯一、カフェの外は撮影可能。

ピタパンサンドとアイスティーを買って外へ出る。
ちなみに、このセット1150円。

直島6

たかっ!

直島のガイドブックに(無料配布のもの)サンドが二つとスープとサラダの写真が載っていて
670円と表記してあった。

これって誇大広告だよな~~
あとで気づいたので、文句も言えず、仕方なくホテルのアンケートに書いておいた(笑)←厳しいよ、わしは!

地中カフェは高い!
というのを知っていたのか、隣で堂々と持ち込んだざるそばをすする外国人観光客・・・すげー!

直島7

それにしても、直島の欧米人率高い。
最近はどこに行っても中国、韓国ばかりだったので、新鮮だ。
日本人も少ない。

なんだか異国情緒あふれている島である。

地中美術館の中でいちばん面白かったのがタレルの作品。

空いていたこともあり、とてもゆっくりと楽しめて、静かで。
これが週末とか芸術祭のシーズンだったら大変な賑わいなのだろう。
同じ金額払うならやはり空いているほうがお得だと思う。

安藤忠雄の建築は迷路のようで、何度も道を間違えながらたっぷり過ごすことができた。

そしてベネッセ宿泊客専用バスでホテルへ。

憧れのベネッセ宿泊棟オーバル。

ここはフロントのある棟からなんとモノレールに乗って行く離れのような棟で
部屋数も少ないのだ。

直島10

高台にあるので景色も良い。

直島9

ここでお得情報!

普通で予約するとかなりお高いベネッセのホテル。
でも、友達のアイディアで、株主優待券を購入し、それを使って支払ったら・・・約30%割引になった。
優待券購入の費用を考えてもお得です☆

天気はその後、時々雨模様になった。
それでも海は比較的よく見えて、ひとしきり撮影タイム。

オーバルの名前の由来。

直島8

美しい曲線の建物。

直島11

友達が撮影してくれた一枚は、わたしの宝物。

直島12

真を撮るのに邪魔になった傘をその辺に置いて、必死に撮影している様子なのだが・・・なぜか芸術的(笑)

毎回素敵な写真を撮ってくれる友達に感謝。

それぞれの部屋にはテラスがあって、天気が良ければ、そこでお茶しながら、いつまでも海を眺めるんだろうなあ。

さて、ベネッセの素晴らしいところ。
ホテル自体がミュージアム。

各棟ごとにいろいろな作品が飾ってある。
建物もアート。

フロントのあるミュージアム棟には興味深い作品がいくつもあって
1日2回宿泊客向けの無料のガイドツアーが用意されている。

ちょうどよい時間だったのでウェルカムドリンクのスパークリングをいただいたあと、参加することにした。

参加して大正解!

お客さん4人のために説明してくれるガイドさん。

「ええ!!」
「へ~~~」
「うわ~~すごい」

説明を聞くたび、わかりやすいリアクションを取る私たち(笑)
いっぽう、一緒に参加したご夫妻は・・・

「杉本さんの作品ですね」

お詳しいのですね~

なにしろ、自分たちだけでは気づかなかったであろうお話をしてもらえて大満足だった!!!
このガイドツアーはぜひ行くべき。

ホテルに泊まらないお客さんは音声ガイドを借りると良いだろうね。
聞くのと聞かないのではアートの楽しみ方が倍変わると思う。

オーバルにはバーがある。
これまた宿泊客にしか解放していないとてもレアなバー。

21時から23時までオープンしているので行ってみた。

直島13

もちろんバーの中にもアート作品が。

あいにく、遅くになって本格的に降り始め、景色はいまひとつだったが
欧米人客がほとんどの店内は、どこか遠くまで旅行に来たような気分にさせてくれた。

そして、部屋に戻ってさらに部屋飲みタイム(笑)
毎度のことながら、尽きないお喋りを楽しみ・・・初日が終わった。

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