アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

オンボロボロボロ

「下間さん、まだあの自転車乗ってるんすか?」

プロデューサーのYさんに聞かれた。

「あのシャカシャカいうやつ(笑)」

にやにやしながら聞く。

ふふん。残念ながら、もう数年前に新しいのに変わってますよ!

「へー」

かれこれ5年以上前になるか?
ある時、私の乗ってる自転車を見て、彼は驚愕したのだ。

「し、しもつまさん!ダサっ!なんすか?そのボロい自転車は」

その頃乗っていたママチャリは、ダイエーかなんかで売ってたもので
15年くらい乗っていた。

風雨にさらされ、ところどころ錆つき、ハンドルも軸が曲がってしまっていた。

ペダルを漕ぐとシャカシャカと妙な音がする。

「ギャップあり過ぎっす!その自転車!」

お洒落でカッコいいYさんに突っ込まれ
恥ずかしい反面「私の自転車、オイシイ」とも思った記憶が(笑)

その後とうとうタイヤがいかれてしまい
今の自転車に泣く泣く乗り換えた。

そして今日、再びその自転車ネタでいじられたのだが

「でも、あれで親近感湧いたなー。イメージ狂ったけど、そのギャップが良かった」

のだそうだ。

あのオンボロ自転車ね。懐かしいわ。

さて、仕事帰りにご飯に行くことになった。

その自転車ネタやら仕事ネタ、下ネタまで(笑)幅広い話題で大いに盛り上がった。

23時半をまわりお開きになった。
今日も私は自転車である。

「ふーん、その自転車イマイチやな。なんかちゃうわ」

どうやらオンボロ自転車の方がお好みらしい(笑)

「で、そのカッコで乗るんすか?」

今日の私はヒラヒラプリーツのロングスカートである。

実は、昨夜、うっかりBARのあと車で家まで送ってもらったので
自転車を放置して帰ったため
今日、乗って帰ることになったのだ。

自転車に乗らねばならないことを忘れて
ヒラヒラロングスカートで来てしまった(^_^;)

「で、そのカッコで乗るんすか?」

うん。ほら裾をこうしてまくって乗れば大丈夫!

正直、不安だったが
まぁなんとかなるだろう…という感じで私は言い
別れた。

裾をギュッとまとめて、股間に挟みペダルを漕ぐ。

順調に走り、淀川を越える橋にさしかかった。

このあたりは坂道で
気合いを入れで漕いだ。

と、その時!

自転車が急停止した。

裾が!
スカートの裾が!!!!

車輪に巻き込まれていた。

どうしよう!!!

そっと、後ろに車輪を動かしたり、スカートを引っ張ったりするもののまったく動かない。
ビリッ!とスカートを破いてしまいたいのに、力無くそれもできない。

橋のド真ん中。
半分スカート脱げそうな状態で途方に暮れ
泣きそうになる。

いっそ、もう脱ぎ捨てて、パンイチで帰ろうかと思うが…
さすがにそれは寒いので←そっち?
今一度冷静になり、患部を凝視。

布と車輪の構造を理解して徐々に絡まりをほどいて

格闘すること15分。

はずれた(笑)

当然、スカート破れたけど。

いやはやほんと久々の大ピンチだった。
あきらめてパンイチにならないで良かったです。

たちばな

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