岩手の旅?3日目 想い出と向き合う?
東日本大震災を機に岩手と、東北と出会った。
そこに暮らす人々と知り合った。
そこへ行く仲間ができた。
中でも、2011年の冬に知り合った釜石の石屋さん夫妻は
とてもとても想い出深く
仲間と共に、クリスマスのイルミネーションの飾り付けを手伝った。
ご夫婦の家は、震災前
クリスマスイルミネーションで有名だった。
それが津波で流され、もう復活できない。。。
と諦めていた。
それが、全国から贈られた飾りのお陰で見事復活。
お手伝いして飾りつけた私たちも感激だった。
そして、そのご夫婦も
そのときのメンバーのことを
なんだろなぁ、家族のように大切にしてくれたのだった。
おじちゃんおばちゃんの顔を見ないと帰れない!
その後、必ず岩手に行けば。
メンバーが変わっても。
会いにいく。
今日も、大阪土産を手に
おうちに訪ねた。
「下間さんたちきた!」
おじちゃんが即おばちゃんに電話する。
2人とも喜んで迎えてくれる。
元気だった?
「このどーりだぁ、元気元気!」
ひとしきり喋って、ご夫婦の明るい笑顔に触れて
ホッとする。
「わたしら、岩手のおがさん(お母さん)だからね?」
暖かい心遣いも
このひと言を言われるともう遠慮できない。
ありがとう。おかーさん。
また来ます。
暖かい想い出と向き合う一方
切ない想い出とも出会う。
やはり2011年から携わってきた仮設住宅にすむお母さんたちの手仕事品。
まごころ花プロジェクト。
そのメンバーだった方が夏前に亡くなった。
そのお母さんはとても器用で
梅田スカイビルで開催した2014年の震災復興応援イベントにお招きして
被災当時の話や、刺し子の実演をしていただいたご縁と想い出があった。
元気いっぱいの朗らかな笑顔はもう見られない。
新盆を前に、お宅にお参りに行かせてもらった。
同じく大阪に来てくれたお母さんと一緒に
しばしあの時の想い出話をする。
大阪観光にもご案内し
楽しんでくれたあの時が懐かしい。。。
出会いがあれば別れがある。
岩手の想い出も年々濃く深くなっていく。
亡くなったお母さんが育てたジャガイモをいただいた。
政子さん。
ありがとうね。
さて、旅もそろそろ終盤。
岩手を後にして南下する。
今宵は2年前からハマった気仙沼へ。
安くて最高に美味しい居酒屋「ぴんぽん」
ここで目当ての大島の「ほや」を食べる。
地酒もたくさんいただいて、1人3000円もならない(笑)
相変わらずの人気店!
しかし、楽しみにしていたウニがここにはなかった。
ということで、みんながガンガン食べてる間に
私はスマホで検索開始(笑)
このあと寿司で締めようよ?
「いいねー!」
みんなの賛同を受け
ぴんぽんは腹八分で終了。
なんとなく直感で選んだ「寿司処一心」へ向かう。
そしたら…
アタリ!とにかくこういう時の勘は本能的に鋭くなるのである。
気さくな大将と女将さんとのやり取りも楽しく
おすすめ握り10貫をぺろり!
「この店ええなー!来年からここも必ず来よう!」
みんな大絶賛でめでたく新しい店開拓(笑)
お腹パンパン。
でも、引き続き部屋飲みスタート。
宿泊最終日だもの。
大切な夜を過ごそう。
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