サプライズ!
ある歌を歌いながらご機嫌で駅に向かっていた。
改札口の手前まで来て
なお、鼻歌を歌いつつ、財布を取り出した。
途端
小銭入れの口が少し開いて(ガマ口)
10円玉と100円玉がポロリと飛び出した!
100円玉は車輪のようにコロコロと右前方へ転がる。
一方の10円玉は左へ。
100円玉の方向を確認したのち
手前に落ちた10円玉を拾い、100円玉の方へ。
100円玉の方へ。
100円玉の、、、方、、、へ、、、
な、無い。
無い!
あれ?確かにこっちに転がったはず。
無い!
フローリングはグレー。
保護色である。
100円100円!
わたしの100円!!!
さすがに這いつくばって探すのは恥ずかしくて
でもウロウロ。
通りがかる人が、訝しげにわたしを見つめる。
落とした100円が見当たらないんです!
と、言って助けを求めるのはやめよう。
ダメだ、仕事に遅刻する。
ということであきらめた。。。
ま、いいか。
昨日出品したGUCCIのベルトが希望の値段のまま売れたし(笑)
しかも、電車に乗り、乗り換えるとき
見事にエスカレーターのちょうど真ん前の車両であったのに気分が上がる!
いつもいつも同じ駅から乗って、同じ駅で降りるのに
なぜか乗る車両が微妙にエスカレーターから遠くて
結局、エスカレーターに乗るまでに行列に並ばねばならなかったのだ。
すごい。
ここか!この車両に乗ればエスカレーターの真ん前だったのか!!!!
100円玉を失ったことなど、もうどうでも良い。
さて、仕事現場に到着し
ひとまずご挨拶のためスタジオの扉を開けた。
おはよーございまーー
す!
あれ?
な、なんで?
ディレクター席に座っていたのは
とてもとても予想外な人だったのだ。
「おはようございます^_^まさかの?」
ハイ!まさかの!!!
びっくりした!!!
これまで手を組むことのなかった制作会社さんと
別の制作会社さん。
素敵な横のつながりが新たに誕生したのである。
今後、ますます面白い作品が生まれること間違いなし!
わたしはもともといたプロダクションの社長の考えにも影響を受けて
業界は「ライバルどうし」なんてちっさいこと言ってたらつまらないと思ってて
だからナレーターどうしも
垣根とかなくして、良い意味で支えあったり称え合ったりすれば
楽しいなー。
などとオメデタイ考えを持っている。
だから、今日のこのサプライズはとても嬉しかった。
そういう作品作りならば喜んでご協力したい、と思った。
またご一緒できる日を楽しみにしてます。
写真はNATSの重要な小道具の収録風景です(笑)
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