アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

乗り突っ込みがもたらす平和

うちの甥っ子(この4月から小5)

最近、理屈というものを知ってしまったらしく、
鋭い突っ込みを投げかけるようになった。

しかし、私も突っ込み派なのでよくわかるのだが
鋭い突っ込みは相手を困らせることが多々ある。
難しいのう・・・

さて、姉夫婦と甥っ子と私の会話。

私「休みとって、真剣にボランティア行こうかと思ってるのよね。」

兄「そうなんか。おいK(甥)、お前もトヨコ姉ちゃんに連れて行ってもらえ。ちょっとは勉強になるやろ。
  いや、あかんな。お前が行ったら邪魔するだけやな。遊びちゃうからな(笑)」

もちろん兄は息子をからかってみたのである。
ところが、甥っ子が

甥「なんや!僕がいつ行きたいなんて言った!勝手なこと言わんといて!行くなんて一言も言ってないやろ!!」

キレたのである。
思わず

私「え?何キレてんの?」
姉「そうだよ、何それ。キレる話じゃないでしょ。」
兄「お前そんなんでキレておかしいで」

甥「だって、そうやん。僕、言ってもいないのに、ムカつくやん。なんで謝ってくれへんの?」

こんな感じで・・・親子喧嘩。

甥っ子の気持ちはわかるのだ。でも、やはりキレると相手も嫌な気分になる。
こんなときどうすれば?

って後で考えてみて、やはり大阪風の乗り突っ込みが良いのでは・・・と。←極端?

甥っ子は京都の子なので、意外とボケ突っ込みや乗り突っ込みを知らない。
関西は関西でも、多少文化が違うのである。・・・たぶん。
私も京都、大阪ともに長く、友達もいるが、
俄然、大阪の友人の笑いのセンス、ボケと突っ込みは素人でも抜群。
京都の友人は、どちらかと言えば突っ込まれる側が多い気がする。

甥っ子には是非ボケと突っ込みを知ってほしい。
失敗も笑いのネタにし、突っ込みにも愛がある。
腹が立っても笑いながら突っ込みを入れて、相手も笑いながら謝る。そんな会話。

さっきの会話の場合、こんな感じで乗り突っ込みしてみたらどうだろう?

きっと兄はこう返すと思う。
「せやな。言うてへんかったか。すまんすまん」

なーんてね。
自分も平和な人間関係を築くため、これから腕を磨こう。。。

ちなみに、東京でボケても、誰も突っ込んでくれなくて寂しいとき、たまーにあります(笑)

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