猫の肉球
昨日、スマートフォンの悪口を書き、
タッチペンの有効性をアピールしたところ
こんな質問が寄せられた。
「猫の肉球でもスマートフォンは操作できるのか?」
おー、確かに。
じゃ、ひとつやってみよう!
我が家の一番されるがままな猫、はなちゃんを呼び寄せ、
肉球で画面をタッチする。
こんな感じ・・・
うほほ~!私の指先よりもよほど反応が良いぞ(☆o☆)
さすが肉球は吸引力があるね!←関係ないか?
ただし、平板な画面をタッチするときに、同時に中指や薬指や人差し指の肉球が当たって・・・
いや、待てよ。
肉球に人差し指とか無いかな?
とにかく、あちこちの肉球が触れてしまうため、目的の部分に命中させるのが難しかった。
やはり、タッチペン代わりに猫の肉球を使うのはやめることにする。
ところで、以前、語座(katari-za)月例会というミニ公演で私が語った作品に、猫の登場するちょっと風変わりな小説がある。
梶井基次郎作「愛撫」
かの有名な「檸檬」の中におさめられている短編なのだが、
主人公の夢の中の一幕。
ある女性Xさんの部屋で、彼女が化粧しているのだが
白粉を塗っている化粧道具が、彼女の愛猫の手で、びっくりする・・・というくだりがある。
「一体これどうしたの?」
「わかっているじゃないの、これはミュルの前足よ」
彼女は平然と答えるのだ。
これは、はなちゃんの肉球。これで顔をパタパタしたらさぞかし気持ち良いだろう。
で、この「愛撫」という小説に感銘を受けた私は、これを月例会で披露した。
みんなにドン引きされた(T_T)
ときに、文豪は不思議な小説を書く。
そしてマニアックな文豪の短編を見つけ出すのが私は好きだ。
川端康成にも面白いのがあるよ♪
ちなみに6/16の公演で語る小説は去年だかにドラマ化されたから、マニアックでは無いと思うのだが。
「またエロい話にしたな~」と仲間から言われたので、
朗読とか、語りの会で披露するのは珍しいかもしれない。
まー人気小説家の作品なので、面白いと思うけどね。
興味があるかたご来場くださいませー。
4時間半スペシャルです!
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