アルトの世界

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裏声日記

災害ボランティア情報~活動内容~

私のお世話になった遠野まごころネットの、ごく一部の情報です。
たった3日間だけの活動だったので少しだけですが、これから行きたい方の為にもし参考になれば、と思います。
ただし、日々、多少状況が変わる可能性があります。
また、遠野まごころネット以外の団体に参加する場合は当てはまりません。ご了承ください。

遠野まごころネット
これを見れば色々書いてますが、行くまでわからなくて不安なこともいっぱい。

・どんな所で寝るんだろう?
・どんな活動をするんだろう?
・お手洗いはどうかな?
・この装備で合ってるかな?

経験者に聞いたり、ネットで検索したり、でも、やっぱり心配・・・でした。

まずは活動内容

私なんか足手まといになるんじゃないか?
これが私の一番の心配でした。でも、やれることはあるはず。女性ならではの力が必要。と聞いて行くことに決めました。

その通り、大丈夫でした!

活動内容は多岐にわたります。
そして、自分で選べます。
休みたかったら休んで大丈夫です。

活動場所や内容は、基本、毎朝の朝礼後に希望を聞いてくれるので
早い者勝ちで振り分けられます。
故に、
朝礼の時位はなるべく前の方にいることをお勧めします!

特に希望が無い場合は、人手の要る瓦礫撤去のメンバーに自然と加わることになります。
「仕事が無い!」ということはまずありませんのでご安心を。

また、朝礼の後以外に活動を選ぶ方法があります。
連日、活動している人は、今日行った所に優先的に翌日も行けるシステムです。
更に、
寝泊まりしている体育館の掲示板に「求人」が貼り出されており、
前もってお手伝いの内容を見て、選ぶことも可能です。

力仕事はたくさんあります。
家屋整理、農地の瓦礫撤去など、貸し出されるスコップや一輪車を使っての肉体労働です。
力仕事は無理・・・という方は
救援物資の仕分けを倉庫で行う。例えば、女性なら「女性用の下着の仕分け」などのお仕事は人が不足していました。
そのほかにも
避難所のお手伝いや、軽トラの運転手。被災者にニーズを聞きに行く調査員、ボランティア活動を支える仕事など、
男女、年齢、特技、それぞれの持ち味を生かせる活動の形があるようです。

ちなみに、私は絵本の読み聞かせの機会があればやります、とお伝えしていました。
活動初日に、急きょ声がかかったのですが、あいにくバスで家屋整理に向かった後で、
電話に出られませんでした。残念。

ということで、私が言いたいのは、
行ってみれば何か出来る!ということです。
心配する必要なんてなかったのです。

ところで、こんな人がいたそうです。

活動の途中で
「もっとキツイ仕事だと思ってたのに、こんな楽なことしに来たんじゃない!!」
怒りだしたボランティアの方。

どうやらボランティア活動に対する意識、価値観が違ったようです。
結局、わざわざ車を呼び寄せて、その方には帰ってもらうことになったとか。
無駄な時間と労力を使う結果に。

確かに、「なるべくキツイ仕事を求める方が多い」と私も感じました。
早い者勝ちで希望する場所に行く・・・とさきほど書きましたが
人気のある場所や仕事がどうしてもあるようです。

私の活動した3日目の朝、物資の整理を希望する人が全然いませんでした。
あいにく、私は事前に行く場所を予約していたので、変更するとかえって迷惑かと思い、あきらめましたが、
平等に、うまく皆さんの希望を取り入れて振り分けるのは、本当に難しいと実感しました。

最後に、活動の内容は違っても、活動の時間はほぼ同じです。

そして、現地に行ったら、スタッフ(もちろんこの方もボランティアのひとり)や、その辺をうろうろしている仲間をつかまえて
教えてもらって、安心して活動できる環境を自分で作ると良いですね。

私は同じエリアで寝ていた方々に沢山ご指導いただきました。
一日先に来ていただけで、知識はだんぜん違うのです。

もし、ボランティア活動に必要なことがあるとしたら・・・

「行く」勇気と「声をかける」勇気くらいでしょうか。

あくまでも個人的見解ですが何か参考になれば幸いです。
ご質問があればわかる範囲でお答えします。お問い合わせフォームからどうぞ。

活動期間中の寝食についてはこちら

ボランティアの装備についてはこちら

ボランティアの費用その他についてはこちら

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