アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

生きるための学び

あんまり真面目な話もどうかと思うが・・・

今日、子供向けの朗読をした。

絵本が題材で、今後、絵を付けるのにあたり、まずは私の朗読を録音していただいた。

「まずは思う通りにやってみますね」

そういって、テストしたら、

「良いねー!!映像が浮かぶよ!」

と、言って頂いた。

これは私にとってかなりの褒め言葉だ。

何年も東京で学んだことを実践した形である。

幸い、絵本が題材なので、それをもとにキャラクター設定をして、声色、ニュアンスを使い分けた。
登場人物は男性ばかりで4人である。

「大丈夫ですか?男性ばかりですけど、違いがわかります?」

尋ねると

「大丈夫!」

さて、録音後・・・

そのスタジオの方とランチしながら話をした。
その方はバンドを組んでいて、音楽と常に向き合っている。

ある曲についての分析をするとき
若い時と今とを比べると、若い時は分析が浅かった!と言い切る。

あー、同じだな。と思った。

私も、師匠に教わりながら、
この年にして、ようやく、作品の本質や裏側に思いをはせることを知った。
若い時には考えもしなかったことを。

一方、昼間とは別で、今夜ご一緒させてもらったスタジオの方も、
人生を色々と転戦して
更に視野を広げつつあると感じた。
実は、今夜は、震災のボランティア活動を経験した者同士の情報交換の場である。

東北の日本酒を一緒に飲みながら(1杯につき100円募金)語りあい、
彼の柔軟な生き方に共感した。

また、昨夜遅く電話で話した友人もまた、人生の転機を迎えて、変わりつつあるようだ。
シャイだった彼が、自分をさらけ出して交流を広げようと模索している姿は
感動的ですらある。

人は変われる。
良い出会い、良い経験を、自分に照らし合わせて
今後の自分をどうしていくか?

ああ、周りから教わることは計り知れない。

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