アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

先輩と呼ばれて

私をいまだに「先輩!」と呼ぶ人が、2人だけいるのだ。

それは…

1人は高校の部活の後輩であり、JARTIC時代の後輩でもあるW。
もう一人はJARTIC時代の後輩O。

今日はWが京都の実家に帰って来たので、3人でランチした。

京都・木屋町四条下がる「中国料理 すみれ」である。

Wは高校の放送部の1つ後輩で、当時から「下間せんぱ~い」といつも慕ってくれた。
私の友人たちが、よく「せんぱ~い」という彼女の柔らかな言い方を真似したものだ(笑)

先に卒業した私が、その後、アナウンサーの道に進むと、彼女もまた同じ専門学校で学び、JARTICの仲間となった。
高校を卒業して何年も後のことである。
そして、そのときまたJARTICの仲間となったのが、前述のOである。

実は、Oは私よりかなり年上なのだが、Wが「下間先輩」と呼ぶものだから、いつのまにかOまで「下間先輩」と呼び出した。

で、いまだに二人からそう呼ばれている。

「下間先輩」
私に対して、少々の丁寧語を使う二人が面白い。
なんだか気恥ずかしいが、昔に帰ったようにも感じる。

そんな、単なる友人とはちょっと違う関係の3人組で、久しぶりに楽しい時間を過ごす。

幼馴染と再会した時の、思い出話中心の面白さとはまた違うのだが、
最近の話、とか、Wが可愛い娘を連れて来ていたので、その子供の話とか。
あっという間の時間である。

ちなみに、人の子供を捕まえて、大変失礼な話だが、
Wの娘(1歳半)「こはるちゃん」は、とっても愛嬌のある顔をしている。
なんちゅうーか、美人では無く、人を幸せにする顔である。

私は彼女を「こはる」という本名で無く「おはる」と呼ぶ。

「おはるちゃん」という呼び方の方がしっくりくるのだ。

おはるは大人に混ざっても良い子で、元来子供とどう接して良いか分らない私でも
おはるにちょっかい掛けたくなる。

おはるのあの柔らかい肌も、ぷくぷくのほっぺも可愛い。
ちまきを分けてあげると
「あーん」と口を開けてねだる。

可愛いなあ。。。。

おはる

ところで、京都の木屋町あたりは、私にとって昔は庭で、
高瀬川なんか、小さい頃は水に入ってメダカを追いかけた思い出の場所である。

今は、お洒落な店が増えて、床も敷居が低くなった。

京都はやはりゆっくりできるから良い。
「中国料理 すみれ」で頂いたのは、平日限定のランチ1500円。

・冷やしつけ麺(写真)
・小龍包
・自家製五目蒸し御飯 

京都

週末はかなり混雑するようだが、平日はお勧め。
夜は床もオープンするので、予約必須です。

Wは今、東京在住なので、3人ではなかなか会えないが、
たまに会えるのこの時間を大切にしたい。

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