若者たちに元気をもらう
キャラフルワンダーランド。
私とは違う事務所のイベントにお邪魔してきた。
社長の島さんの、若者たちを売りたい!という思いがいっぱい詰まった舞台だった。
こんな風に応援してもらえるタレントの皆は幸せだな。
大阪の仕事は厳しいけれど、夢を持って頑張ってる若手たちに、エールを送りたい。
私も頑張らねば!!若者たちに刺激を受けた。
ところで、その舞台を観に行く途中の出来事。
堺筋線で天六に停車した。
すると、70代と見られるお婆ちゃんの二人連れが
「あ!これ天満はとまらへんのちゃう?」
「ほんまや、降りな」
慌ててホームへ降りた。
それを聞いた私。慌てて
「おばちゃん!次の駅やったら天満近いよ!」
大声で声をかける。
お婆ちゃんたちは「え~?」と半信半疑で車内に戻った。
「天満はいかへんやろ?」
「うん。でも、次の扇町からの方が近いねん」
私は下手くそな大阪弁で答える。
こういうときは大阪弁に限るのだ。
「ふらふら歩いて天満まで行こうと思ってたんやけど」
「行けるけど、扇町からなら近いよ」
「へー、ありがとう、お姉ちゃん」
果たして、次の扇町に到着すると
「ここですよ!降りますよ!」
「お姉ちゃんもここで降りるん?」
「ハイ」
扇町のホーム。たまたま降りた車両は、階段に近い場所だった。
お婆ちゃんの1人はショッピングカートを引いている。
「おばちゃん、はい、持ってあげるよ」
私が手を出すと、お婆ちゃんは
「いや、悪いな~。今日は親切なひとばっかしや」
というのも、電車の中で、若い男の人に席を譲られたという。そして、今の私。
「そうなんや。おばちゃん、今日はツイてるやん!」
笑いながらゆっくり階段を上がる。
自分でも笑えるくらいおせっかい。
でも、大阪らしい人情の中で、とても気持ち良くお婆ちゃんたちと別れた。
「あっちから出たら天満近いよ。」
「ありがとう!おねえちゃんも気をつけてな」
「うん、ほなね!」
お婆ちゃんにとってはちょっと若い私。こんな触れ合いも日常のひとこま。
写真は、舞台のあと入った焼鳥屋の「つくねスティック」
美味しかった。
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