アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

ご褒美と罪

災害ボランティアに関わり出して7年半。

本業を生かしてお手伝いさせていただくことで細々とだけれど被災地に寄り添う活動をしてきた。

そんな私に、ボランティアつながりからお仕事をご紹介いただくことがたまにあって

わぁ、なんかご褒美みたい!

嬉しくなる。

3月2日土曜日にも、震災絡みのイベントのコーディネーターをさせてもらう。ボランティアではなく仕事だ。

東北の日本酒が主役のイベントで、事前の準備は必要だけど、楽しみ!

今日も震災絡みのナレーションをさせてもらった。

これはたまたまオーディションで決まったのだが、私が日頃から支援活動をしていることを知っているプロデューサーさんが、私に決まってとても喜んでくださった。

私も決まった時とてもとても嬉しかった。

阪神淡路大震災も東日本大震災も大きな犠牲を払った。今の私たちはその教訓をちゃんと生かしているか?忘れていないか?

これは私がいつも思っているテーマ。

だからこそ嬉しかったのだ。ご褒美をいただけた気分。

その仕事のプロデューサーやミキサーさんが今夜のうっかりBARに来てくれたことも!!

 

うっかりBARの日は不安になる。

いつも賑わっているだけに慢心とか油断とかをした瞬間、孤独という落とし穴に落ちると思っているから。

私の根暗は筋金入りです(笑)

その根暗が生み出した副産物がある。

「観察眼」だ。

今日も見え透いた行動や嘘で(それが見え見えで)イラッとさせる人がいて、なんでもう少しスマートにできないのか?と思う。

無意識のうちに同じキーワードを発してるのに本人は気づかないらしい(笑)アホや。

しかし見え過ぎてしまう自分が結局しんどくなり、それは罪のように背中に重くのしかかる。根暗の副産物は余計なものだ。

一方で、根暗なだけにちょっとした嬉しいことでも幸せを数倍にも感じられる良い面もある。

今日もらったバレンタインデーのプレゼント。

これはちょっとやそっとではない、なんてステキなご褒美だろう!

誰かに希望や夢を与えられているなら良かった。

ご褒美と罪。

根暗の人生の上には、これがいつも交互にやってくるらしい(笑)

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