無邪気
もともとの性格ではないのだと思う。
幼少期の経験などから、少しずつ変わってしまった。
理由はいろいろ。
特に思春期に父親から受けた傷が私を無表情にさせてしまったことは間違いない。
でも!
50になった今のわたしは、そのいろいろなことから解放されつつあり
ようやく人を信頼してみようと思えるようになってきた、、、かも?
おそっ!(笑)
それくらい裏切られた傷が深かったのだけど。
先日報道されたある父娘の裁判のニュースを見て、その傷が再びジクジクするような思いになった。
世の中のニュースには、わたしの心をえぐるネタが溢れてる。
そういうニュースに触れると、単純なことに夢で両親や兄が登場するから困ったものだ(笑)
さて、今日、ばったり元教え子と出会った。
彼女はとても明るく面白い子なのだが、表現する段になると突然無表情になる。
照れ屋さん、、、なのかな。それとも、、、心に傷があるのかな。
少し心配していた。
でも、今日わたしが彼女を見つけて
お疲れ!
と声をかけると
「ひゃあ!先生!!!ふわぁ!嬉しい!」
それはそれは大喜びして(笑)公道で抱きつかんばかりの勢い。
時間がなかったので、わたしの方はそそくさと失礼したのだが
ああいう無邪気な反応ができることになんとも言えない眩しさを感じた。
彼女は大丈夫かな、とも。
人は誰でもなにかしら心に闇をかかえてる。
ただそれに縛られていると、生き方が不器用になるからなぁ。
こんな職業を選択したのに表現するのが下手で苦労した若い頃の自分と重なる。
彼女の無邪気な笑顔で癒された昼下がりだった。
お。サクランボ(^^)
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