アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

あなたのことは忘れません

あなたのことは忘れません。

って、安倍じゃないよ!

今日は兄の命日です。

あの日のことを思い出すだけで辛いなぁー。

兄の子供たち、、、といっても、みんな家庭も持って子供もいる人がほとんどだけど

今日はみんなとグループLINEでやり取り。

特に、あの日、その死に直面した長男などは

きっと脳裏にその光景が焼き付いていると思う。

なぜ?どうして?

そんな後悔の念がぐるぐる。何年経ってもね。

私も同じ。お兄ちゃんも。お母さんも。

どちらに対しても

ごめんなさい。

連絡を受けて慌てて上京し、兄の遺体と対面したときのこと。

眠るような顔。なんで?なんで?って。

一度大阪に戻って、翌日届いた手紙。

とよちゃんが怒ってる顔が浮かびます。

で、ふと思う。

お兄ちゃんの死は、東日本大震災のあとで、もう何もかも立ち行かなくなってしまった中での出来事だったけれど

いま、またコロナという、ある意味大災害のような時。

同じように心病んで、どうしようもなくなって消えていく命もたくさんあるのではないかしら。

ニュースにもならない、でも、身内にとってはコロナ以上の衝撃的な出来事が起こってる。

今日は安倍総理が辞任を発表し、日本中がざわついた。

やけに清々しい、穏やかな顔で会見する安倍。

コロナで明日の生活のことさえ考えられない窮地に陥っている人がたくさんいると思う。

そんな、国にとってはどうでもよく、歴史上には残らないような存在の1人1人が苦しみの最中にいる。そんなときに

あなたは重たい荷物を下ろすのね。

となると、自分で自分の命を断つのは悪いことかしら。

とても悲しいことだけど、仕方ないことだし許してあげなきゃいけないような気が、最近はするのだ。

生きる責務を全うできなくなり、断腸の思いで。

今年の春。

なぜか私のもとに現れたお兄ちゃん。

霊感バリバリのナレーター仲間を通じてメッセージを送ってきた。

許してるよ。

ただ、やっぱりあなたの家族みんな、今も悲しんでるよね。

来世は役に立てる存在として、お兄ちゃんに出会いたい。

んでもって

安倍総理。おつかれさま。

でも、あなたは総理をやめても、責任を取るべき問題からは解放されないですよ。森友問題は特にね。

 

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