アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

背中が剥がれる

昨日、うっかりBARで個人レッスンをやっていたときのことである。

ふわりふわりと何かが飛んできた。

わ!虫!

でも、よく見ると、、、虫は虫でも

糸トンボ。

私は虫が得意ではないものの、なんとなくトンボだけは見るとワクワクするところがある。

そして、糸トンボだけは手で捕まえられる。

店の中に迷い込んできた糸トンボはふわふわと壁に止まった。

わぁー綺麗な色!

教え子は虫が苦手な様子で遠巻きに見ているだけ(笑)

手で捕まえようかと思ったが、久しぶり過ぎるし、万一羽がもげたら嫌だなと。

いましがた使っていた原稿を片手に、糸トンボを少しずつ窓の方へ誘導する。

ふと、原稿の片隅に止まったときは

わ、協力的!

と思ったが、ふたたびふわりと飛び、、、

それでもなんとか窓の外へ出してやることができた。

このままもし気付かず店内にいたら、いずれ干からびて床のすみっこに転がっていただろう。

さて、そんなことが昨日あって、Facebookに写真をアップしたら

今朝、コメントが入った。

「御先祖様が様子を見にきたのかも?」

知らなかったのだが、この時期、お盆の前後や8月にトンボを、特に神様トンボというのと出会うと、御先祖様が会いにきた、と言うらしい。

昨日のトンボは神様トンボでは無かったかも知れないが、写真で見ると、その美しいコバルトブルーは特別な感じがする。

御先祖様。

身内の誰かかな。

そんなこととは知らずに、実は昨夜のうっかりBARで、亡き兄の話題が少し出た。

そんな話になったのも、昼間の糸トンボから繋がってるのかしら。

一方、昨日の教え子にその話をLINEしたところ

「実は昨日、あの糸トンボを見たときに亡くなったバーのお友達さんかな?と思いました」

副キャプのことである。

おっと、それは思いもよらなかったけれど、うっかりに遊びに来るとしたらやっちゃんかもしれないなぁ。

どちらにしても今朝は昨日の糸トンボのことがとても嬉しくなってきて涙がポロリ。

なぜかそのあとやけに身体が軽くなった気がして

暑い中、局へ向かう足取りも昨日までより軽い。

テクテク歩ける。

うーんなんだろ?もしや何か背中についてた?!(笑)

こりゃ今日は調子良さそうだわ!!!

って思ったけど、、、

結局、生読みで2回も噛んだわ!!!

世の中甘くないわね(。-_-。)

今日から9月です。はや。

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