アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

消去された日

皆さんから「寝不足じゃない?大丈夫?」

と、心配される。

は、はい。寝不足です。

しかし!不気味なことに大丈夫なのです。

昨日も睡眠時間3時間で1日中遊び

夜は泡に日本酒に白ワインにとさんざ飲み

帰宅後すぐに朗読room(聴くだけ)を楽しみ

結果的に寝たのは余裕で夜中を回っていたかと。

だがしかし、さすがに今日は

寝溜めする!

と、誓って、6時に目覚めても二度寝。

その後も三度寝。

なんと気付いたら11時だった(^◇^;)

さんまが階下でニャーニャー言うので起こされたのだけど

鳴かなかったらまだ寝てたかも(笑)

とにかく泥のように寝ました。

 

これで、いつもの寝不足も解消です!

そして、恐らく寝過ぎてしまったせいで今夜は眠れないだろうから、また平日寝不足状態のループになることでしょう(笑)

さて

姉が施設にいる叔母を訪ねてくれた。

コロナ禍で外出できなくなり、面会もガラス越しだったのが、今日は施設の入り口のところで直接対面できたとのこと。

ところが

もともと認知症だった叔母。

いよいよ姉のことが誰だかわからなくなってしまっていた。

姉がその時の様子を動画撮影し、送ってくれたのだが、それを見て驚愕した。

叔母が険しい顔つきで

「あんた誰や」と近づくのを拒否し、車椅子に乗ったまま、足で蹴ろうとしたり手を振り回したりしている。

あまりの変わりように動画を見ていられなかった。

ついこの前まで、いやコロナで面会できなくなる前までは

同じ話はループするものの、私たちのことは理解してくれていて

私にも「とよちゃん仕事は忙しいの?」「どんな仕事してるの?」と、時にはまともなことを聞いてくれた。

「海に行きたいわぁ。ドライブ連れてってよ」

と、甘えてくれるので、なんとか都合つけなきゃなぁ、と思っていたのに。

叶えずじまい。

今日の様子を見ると、もう怖くて会いに行くのも憚られる。

「ぶたれたり蹴られたり、もうクタクタよ」

姉も落ち込んでいる。

叔母の記憶から姪っ子たちは消えてしまった。

発症からかれこれ10年近く経った。

いよいよアルツハイマーの最終段階に入ったようだ。

とはいえ、記憶に関しては体調によることもあるので、また思い出してくれるかもしれない!

今日の動画の中で、叔母が繰り返し話していたことがある。

「下間はね、京都のね、れっきとした云々」

根っからの京都人で、プライドが高かった叔母。

ここに来て1番顕著に出てくるのがここなのか。

今の叔母にとって、そのプライドが生きる支えになっているのか。

私たちのことは忘れても、出生、、、自分は何者か?は忘れないのね。

奇しくもアルツハイマー「脳」について考えた今日。

明日からの耳ビジは、、、

「脳科学」の本(・_・;

アルツとは関係ないだろうが

なにか因縁を感じてしまった。

明日から6時30分スタートです。はや(笑)

こんな時間の仕事なら、たぶん断るのにね。不思議です。

 

 

 

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