アルトの世界

ナレーションと語り*

MENU

裏声日記

贅沢なお昼寝

4時起きだった。

眠い目をこすりつつ、おにぎり作って待つ。

LINEが鳴った。お、到着!

さぁーーーーいくぞーーーー!!!!

レッツラGO

はい。海です!筏でーす!

今朝は強烈に冷える(⌒-⌒; )和歌山は南なのに寒い。今朝は特に寒い。

真冬の防寒着でいざ出船。

久しぶりの筏の上。

太陽が昇り冷たい空気の中にもあたたかな陽射しが身体を包む。

あー気持ち良い。

お魚さーん。おはよー!

釣り糸を垂らす。

おはよー!

「、、、、。」

お魚さん?おっはよー!

「、、、、、、、、、、。」

む、むごん、、、

ねぇ、どお?

「うん、いない」

これはまだ朝早いからだ。寒いからだ。そうに違いない。

と、淡い期待を抱いたものの、時間が経っても、待てど暮らせどお魚さんは来ないのだった。

私は寝た。

ほぼ筏の上で寝た。

起きて、垂らしていた釣り糸を引き上げるものの、餌は無くなっていない。

いない。お魚さんは海から消えてしまった。

仕方ない。飲もう。

海の上で飲むワインは最高に美味しい。

釣れたらもっと美味しい、、、あ、いけないいけない、そんなこと考えては。

今日は海の上でのんびりしに来たのだ。

正直、忙しいせいかなんぼでも眠れた(笑)

隣の師匠は飽きもせず頑張っている。

そして、夕焼け空となった。完。

なんちゅー日だ!

その後、釣り客が船に乗り港へと帰った。

1人だけチヌを1匹釣っていた。

魚はいたのだ。

とはいえ、みな口々に

「今日はさっぱりやった」

さて

魚は釣れなかったが、行きも帰りも車中はたいそう楽しかった。

最近の私の失敗談やら仕事の話、彼の仕事の話、共通の知り合いの話。

笑っぱなし。

今日はお互いにそれが必要な日だったのかもね。

 

 

こちらの記事もぜひ

公開セッション

情報の選別について

すごく正直

コメントを書く