アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

泣き虫は40歳♡

「15時45分に来てください」

と、事前にお願いしたら

本当に15時45分ぴったりにやってきた。

やや訝しげや表情を見せつつ、ドアを開けて入ってきた。

「え?」

次の瞬間

「ハッピバースデートゥーユー

合唱が始まる。

「ディアかつや〜ハッピバースデートゥーユー!おめでとう!」

ナレーターの後輩で、耳ビジサポ部の小羽勝也くん。40歳の誕生日。

このサプライズを企画してくれたのは、耳ビジサポ部仲間のユーコ屋さん。

名古屋在住の彼女が、来阪のタイミングがたまたま小羽君の誕生日だと知り

みんなに声をかけて集まる機会を作ってくれた。

小羽君は、私の誕生日会に来てくれるが

私の方は特に祝ったことはない(笑)ごめんねー!

でも、今年は40歳の節目。

こうしてお祝いできてよかった。

ユーコ屋さんありがとう。

集まったのは耳ビジ仲間たちである。

場所も、メンバーのヤハケイの店「はるのうた喫茶店」

リアルで会うのは初めてのメンバーもいて

こうして誰かの企画に乗っかって、みんなに会えるのも嬉しいものだ。

正直なところ、1人の誕生日イベントに顔を出してしまうと

他の人の時にも行かなきゃいけなくなる。

じゃないと不平等だから。

でも、小羽君だったから参加した。

このあたり、ドライに考えるのは難しいが、お誘いが山盛りある立場。

自分で選択しないといけない。

先ほど書いたように、自分の誕生日に集まってくれる人たちがたくさんいるし

プレゼントももらっているのに、全員にお返ししていない(笑)

これも、私の甘えかもしれないが、ありがたく頂戴するだけの人がいても良いのかな?なんて勝手に都合良く捉えている。

とはいえ、そういう人たちへのお返しは違う形で表していて

例えば、私の場合は、貴重な体験になる陶芸ツアーを企画し、段取りは全部私がやり

スペシャルな時間作りをプロデュースしていたり

飲み会や忘年会の企画もしっかりやって楽しい時間の幹事を務める。

何が言いたいか、というと

人に呼びかけて、段取りして、なにか企画を準備万端整える、というのは

それなりにたいへんな面もあるし、一方で喜ばれるし、自分も嬉しい経験となる。

今回、ユーコ屋さんが、小羽君のためにサプライズを企画したのも

実は、約1年前の、耳ビジクリスマスパーティーの日に小羽君から受けた「おもてなし」があったからこそ。

去年の12月。

彼は、耳ビジメンバーのために、小林書店や、美味しいたこ焼き屋さんに立ち寄り、阪急電車で私のナレーションを聞こう!という企画のアテンドをしてくれた。

そのときの「喜び」がユーコ屋さんの心に深く刻まれていたからこそ。

こうして、感謝の連鎖が起こることって素晴らしい。

今回、そこに巻き込んでもらった参加者にとっても、嬉しい記憶になるはずだ。

そしてなにより

小羽君は40歳という記念の日に、みんなから祝ってもらえたことが嬉しくてたまらなかったに違いない。

実際、最初は驚くばかりだった彼が

しばらく間があったのち、感極まって泣き出した。

40男が嬉し泣きしている姿はなんとも清々しかった。

まぁ、小羽君はもともと泣き虫だけどね!

小羽君のおかげで、私もみんなと一緒に過ごすことができて良かった。

次は忘年会で会えるかな。

企画してくれたユーコ屋さんありがとう。

場所提供してくれたヤハケイさんありがとう。

みんなに会えて嬉しかったです♡

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