高い声あってこその
大河ドラマのナレーションみたいに。
そんなリクエストを受けた。
時代物っぽく・・・ということだったと思う。
比較的低めに喋ったのだが、もっと低くしてほしいと。
結果的には対応できたのだが
これまで師匠から教わった中で、確かに。と気づいたのは
低音を生かすには、まず高音。
ずっと低い音で話していても低さは感じられない。
ただ、暗いだけだったり、幅が狭くなる分、抑揚に欠ける。
でも、高い音も入ってくると、語尾のぐぐっと低くなるところで太さや低さが際立ってくる。
てなわけで、低くしてほしい、と言われたときに、
かえって上の音はさっきよりも意識的に高くして
収めるところの低音はさっきより低くして
簡単に言うと声の幅を広げた。。。感じだろうか。
最近、舞台で喋っていないので、使える声幅をめいっぱい使っていなかった気がする。
20分の語りをやると、へとへとになる。
それレベルでくたびれた(笑)
さて、語りとは違うのだが、久しぶりの公演。
先輩の松尾あきこさんに誘っていただき、朗読劇に挑戦することに。
俳優の南条好輝さんと、大先輩の塩見智子さんとのユニット。
NATSが誕生したのはまだ肌寒い季節だった。
正直、大御所たちの仲間に入れていただいて背筋が伸びる思いだった。
結成してからが長かった。
会場選び、内容、かなり精査して、あちこち回って、みんなで集まってミーティング開いて。
松尾さんが足を怪我したときにも、12月の公演は無理かな?と思ったものだ。
今日、とうとう告知にこぎつけ、あとは私たちのクオリティを高めるだけ。
って、そこがいちばん大事なんだよねえ。。。
自主公演なので、色々雑務も増えてくる。
さて、しっかり対応していかねば。
たった1夜だけの公演。
平日の夜にどれだけの方に集まっていただけるだろう。
会場は歴史ある文化財でもある旧桜宮公会堂。
大人の雰囲気に包まれて、ブランド牛の「なにわ黒牛のサンドイッチプレート」をつまみに
お酒飲みながら見て欲しい。
明日はまた会場下見。と言う名の、美味しいランチタイムを過ごす予定(笑)
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