出来はともかく・・・
仕事でお世話になっているディレクターさんが主宰する
チャリティーうちわ展にエントリーした。
杉の間伐材で出来たうちわに、好きなように絵を描いたりして
完成品を展示販売。
1枚1000円で買ってもらい、材料費などを引いた金額を震災の寄付に回すという。
この企画を聞いて、すぐ電話したのが甥っ子のかず君(10歳)である。
「かずくん、どう?やってみる?」
「うん、やるやる」
二つ返事で参加表明。
で、今日、姉達も含めて皆でうちわ製作に取り掛かった。
「ちょっと、かずくん、いつになったらやるのよ!」
やる!と言ったはずのかずくんが、どうも今一つ乗り気で無い。
子供はこれだから困るなあ。
なんて思っていたのだが、どうやら、企画内容を詳しく話したところ、ひっかかることがあったらしいのだ。
「」
「大丈夫だよ!お母ちゃんが買ってくれるって」
「そういう問題ちゃうもん。僕の絵が1000円なんて高いし・・・」
「買ってもらうのが目的じゃなくてさ、募金が目的だもん。高いも安いもないよ!」
「でも、売れ残ったらいややなあ・・・」
ぶつぶつ言ってはいたものの、
私たちが製作を始めると、かずくんも外で友達をモデルにしてデッサンしてきた。
色をつけ出したら、うん、なかなか可愛いんじゃない?写真左
私も、無い頭とセンスを振り絞って、なんとか仕上げてみた。写真右
これは言い訳だが、実は私のは裏側が綺麗なんだよね~(笑)
この企画展はれっきとした芸術家も参加なさっているそうなので、
(恥さらしの作品(自分の)が一緒に並ぶのは嫌なのだが、ま、素人だし良いさ)
1000円募金と思って、是非買いに行きたいと思う。
ちなみに、我が姉は、身内びいきかもしれないがセンスのある人で、
シンプルだけど、結構素敵なうちわに仕上がった。
小さい頃から、姉は音楽の才能も、絵の才能も、習字も、文才もあった。
そのあたり、やっぱりいまだにかなわない。
姉の作品は、写真よりも実物の方が綺麗なので掲載しない。
良かったら観に行ってみませんか?
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