アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

奇跡は自分の為に非ず

奇跡を呼び、引き寄せパワー満点のおまじないを続けているおかげか?なにかと実感する「奇跡的」な偶然の数々。

ただし、それらの奇跡は自分が得するためのものではなく、誰かのために活用される奇跡であるような気がしている。

昨日、たまたまFacebookで、知り合いがオーディション情報をアップしていた。

ふーん、、、

と、ぼんやり見ていた。

締め切り、明後日?ははは、もう無理やん。

が、、しかし!

仕事先で出会った役者さんの顔を見て、ふと思い出した。

そういえばオーディション情報ありますけど、いかがですか?

なんとなく話題を振ってしまった。

「へー!出そうかな?」

そして、思ったのだ。

人に勧めておいて、自分はどうなんだろう?

そして今朝。

仕事に行く前に改めて募集要項を確認。

ふむ、出そうと思えば出せるかな?

今日は午前中にレッスンと、午後は移動しての仕事である。タイトだがなんとかなるかも。

申し込みの際に必要な台詞音源のネタをバタバタと考えた。

自分が歌っている音源も必要らしい( ̄O ̄;)これは、、、ハードル高い!

カラオケボックスで1人で録音?そんなんで良いの?!

仲良しのスタジオ社長に相談のLINEを送る。

すると「うちで録音したら?」と優しいお言葉。

しかし、まさか締め切りが明日正午とは思っていないだろう(⌒-⌒; )

それに、録音の隙間があるとしたら唯一、今日の17時30分からというピンポイント。

すると「今日の17:30から1時間なら大丈夫」と言うではないか!

ラッキー!

こうなるともうやるっきゃない。準備は中途半端極まりないが、、、

で、またそこで思いついた。

今日午前中のレッスンはマンツーマンで、相手はフリーの男の子。

もしかして、、、この子も出さないかしら?(応募条件はフリーの人だった)

もし、出すならば、夕方一緒にスタジオに連れて行き、彼も録音してもらえる!

ねぇ、急なんだけど、こんなオーディションあるんだよ、出さない?

「わぁそうなんですね。出してみようかな!」

前向きな反応が!よきよき(^ ^)

ところが、である。

さすがに全てがうまくはいかないもので

残念ながら今日の夕方は彼は都合がつかなかった。

しかし、自力で録音してやるならやれば!と後押しておいた。頑張れ!

その後

私は午後の仕事を終えると、すぐさまスタジオへ向かった。

1人で考えるよりやはりアドバイザーがいるととっても心強い。

事前に予定していた歌はやめて、別の歌をその場で覚え、アカペラで短く歌うことにした。

歌い方のアドバイスもいただき、、、

台詞の音源録音も無事終了。

不特定多数の公開オーディションで合格したら、それこそ奇跡ではある。

しかし

たぶんたまたま発見したオーディション情報を私が「お伝えした方」のほうに良い学びや経験のチャンスを差し上げたのかな?と思う。

もちろん私も今日一日の動きが楽しく、糧となるものだった。

協力してくれたスタジオの方々のためにも成果は欲しいが、、、期待はしない(笑)

というのも、、、

実は、オーディションというのはコレだけが全てではないことを私は経験上知っているから。

今回は合わなくて落ちても、なにかインパクトのひとつでも残せたら、誰かが覚えていてくれて違うチャンスがやってくることが稀にある。

奇跡は自分のために非ず。

学びは自分の中にある。

いつか私にも訪れるかもしれない奇跡のために、いつでも動ける準備は万全に。

ウェブ申し込み、完了!

 

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