アルトの世界

ナレーションと語り*

MENU

裏声日記

姉と妹

ここのところ姉と会う機会がちょっと多いかな。

昔は二人でよくコンサートに行ったりバレエ見に行ったりと
趣味も合うのでよくお出かけしていたけれど
姉に子供ができてからは、そうそう時間も取れず、
会うと言えば家族の問題で集まったり、法事で集まったり、とにかく二人でということはめっきり少なくなっていた。

今朝は姉といっしょに京都の城陽という、
今まで知人の年賀状の宛先で見かけただけの土地に訳あって出かけたのだが
城陽というところが、宇治よりさらに先だということを、今日、はじめて知った(笑)

お正月に姉からもらった(正確には奪い取った)耳あて。
今日、会ったら、姉も同じものを持っている。

「あんたに取られたからまた買ったのよ」

二人でおそろいの耳あてをして、目指すお宅へ。

途中、さんざん道を間違って、10分で着くところを倍近くかかってしまった。
というのも、姉が先方に道順を聞いたのだが、まったくの方向音痴で
全然違うところへ連れて行かれたのだ。

結局、私が電話で聞きなおし、到着。

私もたいがいトボケてるが、姉といっしょにいるときだけは、妙にしっかりしてしまう。

そういえば、5年ほど前、ある霊能者に見てもらったら、
姉と私は前世では私が兄、姉が弟だったと言われて合点がいったことがある。

でも、今日、お会いした女性には少し違う見方をされた。

「お姉さんと妹さんは、真逆だから合うんですね。」

真逆?

お姉さんは強く、妹さんは弱い。

ざっくり言うとそういうことだった。

下間が弱い???うっそ~!何を根拠に?
という向きもあるだろうが

それはそれで私たちは納得していた。
私らの関係って、そんなところがあるのだ。
頼りないのと強いのは相反するようで、そうでもないと思う。
私らの場合だけど。

京都駅に戻って、二人で京都タワーを眺めながらランチ。
城陽から京都までの帰り途は、なんとなく疲れてしまっていてテンション下がっていたのだけれど
ランチして元気出てきて、姉との時間も充実。

最近読んだ本の話とか、服の話とか、ダイエットの話とか、鎌倉の話とか、兄の話とか。

目の前の青空に細く横筋に白い雲が出てきた。

京都の空

「あの雲面白いね。飛行機雲みたいだけど違うもんね」

「ほんとだね、あっちにもあるね」

「なんでこういう雲ができるのかな?」

「うん」

「空気の温度が違うとかかな?」

「なんだろうね」

「おねえちゃん、たまにはさ、こんな風になんとなく雲をぼうっと見る時間を作ったほうがいいよ」

「うん。」

姉は強いが自分の時間があまりにも少なくて
ちょっと心配になるのだ。
わたしのように、自由で、ぼーっと過ごす時間がある人間からすると
大丈夫かな?って。

店を出た後、二人でデパ地下を物色。
こういうのも久しぶりで楽しく、
姉がお漬物のコーナーで試食のお皿をひっくり返し、
やっぱり頼りないなあ、と呆れる妹であった。

お漬物

これは新開発!フリーズドライ?の漬物。
水で戻すと漬物になります☆

こちらの記事もぜひ

桜の別れ

玲子叔母さんへ

コメントを書く