詠みます!
昨日、ペロちゃんが死んで悲しみのど真ん中だったのだが、
翌日の原稿がちょっと長かったので、ちゃんとしなきゃ!その一心で下読みをした。
読んでいても涙が溢れてきて
それをこらえて最後まで読んだ。
そして今日。。。。
スタジオで準備していたら、なんだか話が食い違う。
え?
今日の、長いですよね。
「11分だよ」
まさか、あれを11分では読めませんよ!
「え~?・・・・ん?その原稿、月末にやる予定のだよ」
こっちが「え~~~~!!!!」である(;´Д`)
なんと、マネージャーが間違えて渡したのだった。
昨日、泣きながら下読みしたのに!
一同爆笑
おいおい、笑う話じゃないって~
いや、待てよ、これってちょっと美味しいネタやん(・∀・)
さっきまで気の毒な飼い主のイメージだったのに
一瞬にしておバカな飼い主になったのだった☆
私らしいね!!
私はこうでなくっちゃ(笑)
仕事の前、朝から葬儀の業者に来てもらい
淀川の河川敷でぺろちゃんを荼毘にふした。
今日は清々しい快晴で、旅立ちの時に相応しいと思った。
火葬が終わるまでの1時間に、お世話になった病院に行き、昨日の話を伝える。
担当の先生が涙を浮かべながらも、お疲れ様でしたと言ってくれた。
本当にペロ様を大切に扱ってくれた先生だった。
一人きりの葬儀だったけれど、
河原の風は心地よく、バラの花で飾ったぺろちゃんはとても高貴で
しっかり責任を全うしたと自分を誇れた。
1句作りたい。
ぺろちゃんを送る俳句を作ろう。
ちょうど今夜は句会の日。
久しぶりに参加して、哀悼の歌を詠もう。
河原で待っている間に詠んだ。
ふさふさの尻尾が嬉しバラ香る
あのふさふさの尻尾と、クールな薔薇がペロちゃんらしいと思って作ったけれど、
これは先生曰く、犬か猫かわからないな~、とのこと。
で、あとで修正した。
「ふかふかの膝に丸まり薔薇香る」
こっちの方が猫だと想像できるかな。
ぺろちゃんに贈る1句です。
そのほか、久しぶりだったけど、皆さんのあたたかいご好意で点もいただいた。
また励みになりま~す☆
「向かい風背筋を伸ばす夏河原」
「ひとつだけ切れた電球髪洗ふ」←季語は「髪洗ふ」だよ
「悲しさうな顔だねと君花みかん」←「みかん」は敢えてひらがなに。
「花菖蒲すれ違う人友に似て」
以上の5句でした。
仲良しのオジサマがぺろちゃんに贈ってくださった歌
「白ヒゲの猫の首輪の残る首夏」
「首夏(しゅか)」
の意味がわからなかったのだけど、すごく素敵な句だったとあとで知った。
さすがです。
色々な経験をして、それを俳句にできるなら
悲しみも乗り越えていけそう!
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