夫婦で泣きじゃくった1匹の猫の話
【 ちーこは脱走猫 】
ちーこ
ある日の夜遅く。
ちーこ↓が脱走した。


だいたい外が好きな猫ではあるが、
最近は滅多に脱走しなかったので、油断してしまった。
ちょっと玄関のドアを開けた瞬間
するっと出て行ったのだ。
家の周り半径100メートル以内しか移動しないとは思うが
15分ほど放っておいた後、探しに行く。
時刻は23時頃である。
家の周りを小さな声で「ちーこォォ~」と呼びながら歩いていると、
どこかから
「にゃあおにゃあお」と聞こえてきた。
うん?近いけどどこだろう。。。
「にゃあおにゃおん」
耳を澄ますと、近くのお寺から聞こえてくる。
こじんまりしたお寺で、門も開いていたので入っていくと、
「ちーこ、見っけ!」
ところが、私の姿を見るとスタスタまた歩き出したちーこ。
ああ~そっちはあかんって
と言う間もなく、墓場の中に入って行ってしまった。
周りは住宅地なので、そんなに不気味でもないのだが、
やはり墓場をこんな時間にウロウロするのは楽しくない。
しかし仕方ないので後を追いかけた。
墓石の間を夜中に散歩する(散歩じゃないけど)猫と女。
ちーこがお墓に飾ってある花に顔を近づけてクンクンしてる隙に
えい!と尻尾を捕まえて...ようやく御用となった。
世話の焼ける可愛い猫である。
※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※
これは、私が、大阪のナレーター仲間と初めて『「ペットとわたし」写真展と朗読』を開催したときの
我が家の猫とのエピソードのひとつ。
母が他界したあと、母が飼っていた4匹の猫を我が家に引き取ることになった。
家人は猫が嫌い。しかし、誰かが引き取らなければ。
それで我が家にやってきた4匹。
このちーこは特に野良猫時代が長くてお転婆で
脱走癖があった。
野良猫だったのになぜか人懐こくて
私たちにもめちゃくちゃ懐いてくれて
帰宅すれば玄関まできて「にゃー」と出迎えてくれる。
猫嫌いだった家人が、すっかり猫に魅了された(笑)
ちーこが癌になり私たちは何度も病院に連れて行き
手術もしたけれど
それは小さな猫にとってよかったのか?ずっと悩むことになる。
ぽっちゃり型だったちーこはどんどん痩せて小さくなっていった。
声は掠れながらも、やっぱり「にゃー」と話しかけてくれる。
そのうち食べられなくなった。
でも、どうしても生きて欲しくて、喉に穴をあけて、そこから流動食を入れた。
ごめんなさい。大好きすぎて、選択を間違えたと思う。
容体がどうなるかわからなかったので、
少しでもちーこのそばにいようと一緒に寝た。
最後の時は、私の腕の中にいて
呼吸が止まり、ちーこは天使になった。
母親が亡くなったときでさえ、こんなに泣かなかったほど泣いた。
2人しておいおい泣いた。
今でもちーこのことを思い出すと泣けてくるなぁ。
あなたにも家族のように、家族以上に愛したペットがいますか?
3月14日土曜日
「ペットとわたし」写真展と朗読
というチャリティイベントがあります。
ペットを最後まで大切に飼って欲しい。
保護猫保護犬の活動を知って欲しい。
そんな願いをこめて大阪のナレーター仲間と共に開催してきました。
今回はじめて東京でやります。


私の語りの仲間たちも手伝ってくれて
寄せられたエピソードや手紙を心を込めて朗読します。
ぜひ、イベントに参加していただきたいです。
そして、あなたのペットの自慢の写真とエピソードをお寄せください。
採用されたら心を込めて朗読します🥰
イベント会場に写真と手紙を展示しますので
それもぜひ見に来て欲しいです。
参加費は
ペットレスキュー隊「チームうーにゃん」に寄付いたします。
Maki Tanakaさんが代表。
写真とエピソードの応募はこちら
ログイン必要です。ごめんなさい🙇♀️
イベント申し込みはこちら



コメントを書く