アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

ムチを打たれてムチ打って

珍しく遅刻せずに加圧トレーニングに行った。

基本、毎回5分くらい遅れてスタートする。

5分遅れると、トレーニング内容がひとつ減る。

これぐらいがちょうどいいのだ(笑)

ところが、今日は定時に始まってしまった。

「時間通りに来てしまった!」

私が言うと

「これが普通です。ちゃんとトレーニングできて嬉しいでしょう?」

トレーナーの米澤先生は心理学を使って指導してくるので、いつも言葉遣いを修正される。

「痛い」は「伸びてる」

「しんどい」は「きたえてる」

言葉を言い換えさせられるのだ。

今日はきちんとした時間に来てしまったため、ひとつトレーニングが多かった。

「まだやるの?」

「まだできる。ですね」

ムチを打たれ、ひぃーひぃー言いながら、最後のトレーニングをした。

さて、夜。

今度は私がムチ打つ番である。

スピーチコンテストに出たい人の指導。

スピーチの内容も教えるが、まずは滑舌が甘いし、声に艶が足りないのでそこから。

まだ若いので、足上げボイトレを試してもらったら

「ひぃーーーむりーーー」

すぐ足を下ろしてしまう。

「ちょっと!まだ下ろしたらダメですよ!」

「うそぉーそんなんできないわー」

「もうっ!仕方ないなぁ。じゃあ違う方法にする」

ムチを打ち続けるのも可哀想。

ボイトレはほどほどにして中身のほうをやろうか。

ということで原稿作成に着手したのだが

話を聞いているうちに、なんだか伝えたい内容にぶれが。

「んんん?どこを1番言いたいんですか?」

「わからへんようになってきた」

「あのね、じゃあ、それぞれのテーマで書いてきて」

「え!!!」

「だって、どっちつかずじゃないですか。これと、これと、これのテーマでそれぞれ。書いてたら何が1番かわかります」

「ひぇーーームチムチレッスンやぁ」

「しばらく飴はありません!」

マンツーマンは、ついつい優しくなってしまう。私もトレーナーのようにビシッといかねば(笑)

さて、そのトレーナーから

「これ、どうぞ」

と、とても美味しそうなクリームサンドをいただいた。

「え?ホワイトデー?」

「そう」

たまたまバレンタインデーにトレーニングがあったので、いつもお世話になっているトレーナーにもお渡ししたのだが

まさかのお気遣いにびっくり。

トレーニングは厳しいけど、基本、とても優しい先生です。

今年は女性から色々いただいて、体重コントロール赤信号です!(⌒-⌒; )

先生、みなさま、ありがとうございます♡

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