アルトの世界

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裏声日記

つながってる!

列車に揺られてどこへいく~

きのくに

車に揺られて山の中~

きのくに2

着いたのは・・・
きのくに国際専修高等学校

和歌山県は橋本の山の中にある学校です。
ここの子供たちの8割が寮生活。
ぜんぶ自分たちで考えて行動して学ぶという自由な学校なのです。

ずいぶん前に、テレビのドキュメンタリーで見たことがあって、
素敵な学校だなあと思ってましたが、自分がここに足を運ぶことになるとは思ってもみませんでした。

今回、生徒さんから連絡を受けて、
まごころネットのメンバーとして、被災地の現状や、今必要なこと、関西でできること、などを
お話させてもらう特別授業の講師としておじゃましました。

私では荷が重いかな?とも思いましたが、
平日の午後、というご希望で、ボランティアメンバーの多くが働く大人たちで都合つかず・・・。
私のわかる範囲での話でもOKとの回答を受け、行かせてもらったものです。

きのくに3

集まったのは約40名。
今回の特別授業を企画した生徒さんが司会をしてくれて、
わたしの話がスタートします。

ここの生徒さんの何人かは、去年、まごころネットで活動したことがあって、
そのご縁で依頼を受けたのですが、
現地に行ったことのない子も多いし、興味の度合いもそれぞれだし、
話す側は実はけっこう難しい(;´Д`)

基本的には私がパワポを見てもらいながら話す方向で1時間務めました。
その後、質疑応答。で、トータル1時間半くらい。ひゃ~、みんな退屈だったかも。。。
みなさんお疲れ様でした。

きのくに4

授業終了後は、企画者の6名と応接室でお喋り。
おやつのアンパン食べながら色々話します。

きのくに5

またこの夏休みにまごころネットで活動してくれるそうなので楽しみ!
関西でもなにか一緒にできるといいね。

で、帰りの車の中・・・
その6人も駅までお見送りしてくれるとのことで、引き続きお喋りに花を咲かせていたところ
先生が、
「3.11のイベントでホタテを食べたんです」
「え!何でいらしたんです?」
「なにか被災地支援イベントをやってないかと探してて見つけて。」
「そうですか。私はステージの進行やってたんですよ」
「え!ここの生徒のお父さんもやってて・・」
「もしや!Tさん?」

「わ~~~~~!」

車内の一同歓喜の声

「わたし、そのイベントのショーをYOUTUBEで見た!」
「あ、あれのなかぴー役はわたしだよ!」

「え~~~~~~!」

再び歓喜(笑)

世間は狭いですねえ。これもご縁。

一人では微々たる力だけれど、仲間が集まって、つながりをもって取り組めば、何かができる。
そして、またつながっていく。

そんな話で締めくくった授業でしたが、
さっそくこの新たなつながりが、私を、そして引いては被災地を力強く応援してくれるのですね。

行って良かった。
私みたいな人間を、色々なご縁が育ててくれる。

駅前でもう一度写真撮影し、 手を振って別れた。
また会えますように。

電車に乗ったら、さっき授業を聞いてくださってた年配の先生に出会った。
「フットワーク軽く、でも肩肘張らずに取り組んでるように見えました」

そう見えたのなら本当に良かった。
そりゃ大変なことも裏方やってたらあるけれど、
無理せず、楽しんで、でも無責任にならずにできれば良い。
だって、全部自分の為になるんだもん。
こんなラッキーな学びの場、あるだろうか。

久しぶりに真面目なこと書いちゃったかな(=´∀`)

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