16年
両親の十七回忌法要だった。
両親。
そう、2人まとめての法事である。
母が1月に亡くなり、父が8月に逝った。
あの年は本当に大変な日々だったっけ。
母の死のショックと
独り暮らしの父の面倒と
そこからまさかのあっという間の父の死まで。
同じ年に亡くなったので、三回忌以降はほぼ2人まとめての法事となった。
最初、一周忌のときはさすがに悩んだ。
母は父と過ごすのが苦痛で死んだようなものだったし
2人セットにしたらあの世で恨まれそう(笑)
あれから16年、同じ墓にいるし、縁あって結婚したのだし
今はまた来世にやり直せるよう修復してくれているだろう。。。
知らんけど!
今日は姉家族と、いとこたちに参加してもらった。
いとこのお兄ちゃん、いとこのお姉ちゃん、姉、わたし。
そしてそれぞれの家族。
いとこの両親ももういないので
残っている親世代の親族はただ1人、施設にいる叔母だけである。
私たちには本来、あと2人の親族がいた。
叔母の娘と、私の兄。
2人とも自死してしまった。
いとこのお兄ちゃんが、先日、私の甥っ子に下間家の家系図を渡してくれたそうだ。
すごーく長い巻物なんだと。
私の父が直系の後継だったが、祖母は賢い。
それを次男である、いとこのお兄ちゃんの父親に託した。
それを、今回、直系の後継である甥っ子に渡してくれた。
ちなみに、下間家の家系図は清和天皇の時代から始まるそうだ。
えぐい。それ、平安時代?
このような下間家の長い歴史の裏には、辛い人生を送って消えた人たちがたくさんいるんだろう。
私の母も、兄もその1人。
因縁。怨念ありそうだわ。
あーこわっ!
今日はご住職にも会食に参加していただき
終始和やかムードだった。
こうして親族で集まれる法事もなかなか良いもんだ。
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