アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

トヨコの過去

今夜のうっかりBARに、高校時代の友人2人と、友人の旦那さんが来てくれた。

高校3年のときにクラスメイトになり仲良くなったのだが

以来長い付き合いが続いている。

3人とも、私のことを「とよばー」と呼ぶ(笑)

カウンターに、その友達や、常連さん、私のレッスン生たちが並ぶ。

友達のうちの1人は耳ビジを聴いてくれており、サポ部にも入った。

基本的に聞き専だが、朝は旦那さんと2人で聴くこともあるそうだ。うれしい。

私の日頃の活動を応援しつつ、さすが同級生、私の暴露話も明かしてくる。

そんなことよく覚えてるね?

と思うようなことを言ってくるから焦る。

「髪の毛サラッサラでまっすぐで、ちょっと茶色くてな。肩のところギリギリまで伸ばすねん。それ以上長くなったら2つにくくらなあかんけど、とよばーはギリッギリくくらへんねん」

そんなルール忘れてた。

私はルールに縛られるのが嫌いだった。

茶色い髪の毛だったので、よく注意されたが

「地毛です!」と、メンチ切りながら答えたものだ。

河原町のど真ん中に住んでいたのを良いことに

しょっちゅう制服のまま繁華街をウロウロし

友達を家に招いて、服を着替えて、校則違反のディスコへ行った。←28歳ですけどなにか違和感でも?(笑)

どう考えても生意気な生徒だが、先生から好かれていた。

特に、生活指導の先生と仲が良くて、かなり大目に見られていたことを自覚している。

とまぁ、ここまで細かい話は出ないものの

学生時代の私は自由奔放な性格だったことを彼女たちはよく知っている。

大人になった今も変わらない。

「とよばーが有名になったら会えへんようになるから、写真撮ったかな!あんたも撮ってもらい!」

と、旦那さんにけしかける(笑)

なんでや。

ルールに縛られるのが嫌い。

家の中で厳しくされていたので、私はせめて外では自由でいたかった。

誰にも言えない悩みを抱えていたけれど

私は外では繕うことなく楽しんでいたのだ。

それもこれも、友達のおかげだったと思う。

家の外が、いちばん心安らぐ場所だったのかもしれない。

うっかりBARを今月末で閉めると決めたが

あえて、よく来店していた人や

近しい人にだけ先行してご連絡。

大っぴらに発表すると、いきなり満席になりかねないし

今までのんびり一緒に楽しんでくれた常連さんにも申し訳ない。

なので今夜はカウンターに椅子を追加して、みんなで話をしながら

うっかりBARらしく過ごした。

昔の私を知っている友達との交流は

気持ちを真ん中に戻してくれる貴重な時間。

いくつになっても

どんな立場であっても

私は頑固なまでに変わらないし、変わりたくない。

ただ、少しだけ大人になりました。

 

 

 

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