まさかのラス前
香取さんとさなえちゃんのお誘いで
万博に行こう!
と言われたのはいつだったか。
しかも、2日間連続で!
連日いく?まじで?
でも、2人のお誘いだからとOKした。
ところが
予想を上回るスペシャルな万博ラス前となった。
閉幕前日ということですごい人だったが
なんと、神のようなアテンダントが現れ
私たちは7つのパビリオンをまわることができた。
人気の「いのちの未来」まで!
行列のスイスパビリオンも!!!なんでや!
さて、そんな中
私の素晴らしい思い出となったのが
いのちのあかしパビリオン
教え子ユーコ屋さんのいるパビリオンだ。
この半年、彼女はずっと私を待っていた。
「とよこさんに対話の代表をしてもらいたい」
よく理解していなかったが
行ってみて、ようやくなんとなくわかってきた。
たまたま当たった5人の参加者。
まず、代表決めの時間がある。
私は運良くその中の1人となった。
しかし、代表者は1人に絞らないといけない。
5人がひとことずつ自分の意見を言いのだが
私は微妙にプロっぽいことを言ってしまった。
こういうときは素朴な人のほうが好まれるのだ。
かくして、私は代表にはなれず、、、
ユーコ屋さんごめんなさい!
と、思ったところ
スタッフの方が
「他の方、大丈夫ですか?やりたい人はいまそんか?」
と改めて聞いた。
それでめちゃくちゃ勇気を振り絞って
「やりたいです!」
と、私は言った。
こんな自己主張、ふだんは絶対しない(^◇^;)
しかし、この半年のことを思うと
かなえてあげられなかった申し訳なさがエネルギーとなり
なんとか私にやらせてもらえないか!と
職業まで開示して(笑)必死に訴えた。
そして、、、最後は
本当に申し訳なかったが、権利を奪いとってしまった、、、すみません。
しかし、その後わかったのだが
あれはむずい!
さっきは言わなかったルールがまだあって
これ、素人さんにさせるの?みたいな。
お題はあるが、それを直接相手に聞いてはいけない。
とにかく相手がどんな人でも対話する。
10分で終わり。
そもそも、真っ暗なシアターの真ん中を
1人でスポットの当たる中階段を降りるのも緊張感やばい。
そして
舞台にあがると、若いアンニュイな女の子が!
「あなたの中のあなたは、いま、なんて言ってる?」
へ?
なんじゃそら!
こんな質問どう答えるんや。
しかし、ここは私の腕の見せどころ(笑)
逆質問でペースをつかみ、彼女の心のなかを少し覗かせてもらって。
話してるうちに、なんか心配になってきてしまった。
彼女が演技していないなら、かなり生い立ちになにかありそう。
感情にふたをしてるって感じだった。
話の途中で10分がきて、終了した。
ただ見てるだけの人はどう思ったのだろう?
終わってから、権利を譲ってくれた人に改めてお礼を伝えた。
お詫びも。
私としてはユーコ屋さんのためだったが
結果的に素晴らしい経験をさせてもらえたと思う。
まさかのラス前の奇跡だった。
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