アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

新嘗祭

新嘗祭の今日。
富田林で農業祭があった。
予報は雨だったが、ありがたいことに薄曇り。ときどき太陽がうっすらと顔を出す。

なんてったって、
この春、私も一緒に田植えして、秋には稲刈りもした大槌奇跡の復興米のお披露目である。
お天気にも応援してもらわねば。

この農業祭に合わせて、
田植えに関わった小学校の子どもたちが復興米の成り立ちを演劇で披露した。
1ヶ月も練習してくれたんだって。

太鼓の演奏を合図に演劇スタート。

・・・・さすが小学生の演劇。
そのゆるい展開が私にとっては新鮮だ(笑)

富田林農業祭

実在の人物が登場するのだが、
キーマンの臼澤さんの役の子がなかなか小柄で、
稲を最初に発券した女性、菊池さんより小さいという。。。(笑)

思わず一瞬吹き出してしまったのだが
セリフの中には関西人らしいユーモアもあって、会場の笑いを誘う。

農業祭

30分ほどの演劇だが、よくわかったし、子供たちの魅力はさすがだな~と実感した。

大人で、しかもお金取って行う芝居はこうはいかん・・・・(-_-;)

展示

復興米を使ったおにぎりは、写真展のブースの中でふるまわれる。

演劇も見ずにそちらにならぶお客さん・・・なんでやねん。

そして、展示ブースの中でおにぎりを受け取り、展示も見ずに出て行くお客さん・・・まったくもう。

でも、中には募金してくださる方もいて、感謝感謝。

食べ物でツルっていうのはどうかな?とも思うけど、
こうしてたとえば100人の中の30人でも、少し震災のことを思い出してくれたならOKなんだよね。

演劇が終わったので、わたしもひとついただこう。
列の後ろに並んだ。

すると、前にいた女性が

「これ、なんの行列?」

・・・・知らんと並んでるんかいっ!

被災地支援の復興米のおにぎりですよ。

「あ~なんか書いてたねえ(チラシに)。で、あっちは?」

向こうの方ではまた違う行列が、

あ、あれはえび芋の煮っ転がしみたいです。

「あ~そう!」

で、このおばちゃん、1人で来たけど「もう一個」と言って、おにぎり2つもらって展示も見ずに出て行きました(+_+)

まあ、いいや。

せっかくの農業祭。
安くて新鮮なお野菜や蜜柑をたくさん買い込んで。
無事わたしの御役目は終了。

会場をあとにして車で走り始めたとたん・・・
ポツリポツリ。

おてんとうさま有難うございました。
富田林のみなさん有難うございました。

もっと大槌町が元気になりますように。

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