アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

音読の効果

小4の甥っ子がいる。
家に遊びに行ったら、
「とよこねーちゃん、宿題の音読聞いて」
 
うむうむ。私がナレーターしてるから、指導して欲しいのね!
 
と、思ったら
「家の人の前で音読して、サインをもらえば良いねん。おかーちゃん出かけてるし」
 
なんじゃと~?
とりあえず音読したという事実だけが必要なのか。
そんな宿題何の意味があるんだ。先生呼べ!←冗談です(^_^;)
 
「ちょっと、あんた、あたしを誰だと思ってるの?!」←凄んでみる
 
「アナウンサーなんやろ。知ってる知ってる」←適当にあしらわれる
 
去年、あんたのピアノ発表会でわざわざボランティアで詩の朗読してあげたのにさ!
ありがたく思えっつうの←恩着せがましい(笑)
 
語座(かたりざ)では、時々、小学校でボランティア公演や特別授業を行っていて
最近も仲間たちが手分けして特別授業に協力しに行っている。
 
いま、小学校では
本を声に出して読むことを「朗読」とは言わず「音読」と言っているそうだ。
でも、単に「声に出して読む」だけでは意味は無い。
内容を理解して、聞いてる人がよくわかるように読まなきゃ。
そうしようとすることによって、
自然と声が大きくなり、ゆっくりはっきり感情を込めて話せるようになる。
声に出して読んでいるうちに、人に聞かせてるうちに、自分自身もより理解が深まる・・・。
 
と、思う。←個人的見解
 
大きな声が出せるようになると、自分の意見も日頃から堂々と言えるようになるし、色んな効果がある。
 
と、信じている。←個人的見解
 
甥っ子が音読し始めた。
 
「ペラペラ・・」
 
え?何て?わかんない。
 
「ぺら・ぺら・ぺら」
 
声小さい!
 
「ベラ!ベラ!ベラ」
 
そうそう。それくらい大きく。でも早い!
 
「ベラ・・・ベラ・・・」
 
うん。わかるようになった。
はい、オーケー(o^∀^o)

甥っ子の言葉

 

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