海北友松の魅力
ナレーションを担当した京都国立博物館「海北友松」展
後期の展示替えがあったので見に行ってきた。
16時くらいだったのだが、京都国立博物館帰りらしき人たちと多くすれ違う。
タイミング良さそうだ。
案の定、待たずに入ることができた。
自分のナレーションをシアターで聴き
改めて自身の問題点をチェックする。
あぁ、あそこはもっとこうしたら良かったなぁ
ここ、なんでこうしたんだろ
だんだん周りに宣伝したのが恥ずかしくなってくる。
映像と音楽は最高だけど…ナレーションが…むむ。
みんな声を褒めてくれる。
なるほどーだなぁ(笑)
さて、それでも映像のお陰で絵を見る視点を捉えられた。
いざ展示へ。
前回来た時より数倍良いと思った。
内覧会の方が混雑していたことも一因だろう。
が、しかし
後期になって展示された猿の絵なども含めて
やはり友松の描く動物や、人物は
愛嬌があり、なんとも言えないあたたかさを感じるのだ。
そして、金碧画の豪華さと
強い筆致、柔らかな曲線のギャップ。
波の描き方も立体感がある。
月下渓流図屏風はやはり素晴らしい。
朧月の淡い光に包まれた春の光景。。。。
めちゃ良かった?
携われて良かった。
色々あって大変な仕事だったけど(笑)
京都国立博物館「海北友松」展
5月21日日曜日までです。
混雑してますが、遅い時間がまだマシかと思います。
さて、展覧会のあとは木屋町へ。
高瀬川沿いの店に連れて行ってもらった。
九条ネギをたくさん食べられる店で
あれにもこれにもまぶして食べる。
美味しくて日本酒すすむー。
しかし京都だー(笑)
隣に中国人と見られる若いカップルが座った。
すき焼きと白御飯をオーダー。
ふーん。
2人でひとつのすき焼き食べるのか。
時折チラチラその様子を見ていたのだが
2人の食事が終わりかけの頃、黙って見ていられずに声をかけた(^_^;)
鍋に残ってた豆腐を指差し
これ、ハイ、食べて?(もちろん日本語で)
そうそう。
そしたら、そこのライスを中にね。
彼女の白御飯がけっこう残っていたのだ。
彼氏がお茶碗を見せて、全部?というニュアンスで聞いてきた。
いや、ハーフだね。ハーフ。
それをそう、中に。
火つけて。うん、それくらい。
で、そうそう混ぜて
卵、入れるの。
すき焼きなのに、ほとんど卵と絡めず食べていたので
かなり余っていたのだ。
卵入れて?混ぜる
火を強く←勝手に操作
キープね。
はい、火を消して。←勝手に操作
OK!
2人は言われるがまま、されるがままになり
そして、自分たちでシメご飯をよそって食べた。
美味しい???
いつもの強引な質問を投げると
2人とも笑顔でgoo!と合図してくれた(笑)
はい。大阪のお節介なオバハンですけど、なにか?
その後も面白いことが色々あった長?い夜だった。
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