アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

慣れるが一番

去年12月くらいからマンツーマンで教えている生徒さんはマナーの講師で

ボイストレーニングを中心にレッスンしている。

その彼女。今年1月にやったマナー講座でアンケートを書いてもらったところ

「声が小さい」

との意見がチラホラあったとのことで、

ボイトレで少しは変わっていたものの実践ではまだ声の通りが悪いようだった。

ところが!

先日、前と同じところでマナー講座をやって、同じようにアンケートをもらったら

「声が大きくなっていて驚いた」「聞きやすかった」などの声がたくさんあったそうな。

「ひとえに先生の指導のお陰です!」

そう御礼を言われたが

いやいや違うのだ。

指導というのは「導く」こと、時に修正して再び正しい道を示すこと。であり

あとはその道を一生懸命歩いた又は走ったかどうか?が重要で

要するにご本人の努力が結果を生む、だけのことなのだ。

彼女は本当によく自主練していた。

ここのところお母様から

「ちょっと声が大き過ぎるわよ」

とたしなめられていたので、相当な上達を見せているのは明らかだった。

しかし、こうして仕事の上で良い反応や評価をもらえると、本人も私も励みになるものだ。

とにかく続けて身体に叩き込む。結果は自ずと付いてくる。

同じような話で、フランスドールが日本の大学を受験するにあたり、日本語の読み書きのうち「書き」をこれから必死にやらねばならないという話を聞いた。

「繰り返し書くしかないなと思ってる」

うんうんそうだね!書き慣れるまで続けるしかないもんね。

そう言えば、高3の時、国語の先生に特別レッスンを受けていたことがある。

私の目指していた大学が作文を重要視する入試をやっていて、その対策に先生が付き合ってくれたのだ。

同じクラスのほとんどの生徒がエスカレーター式に上の大学に上がるので、他校を受ける私は孤独に作文の練習に取り組んでいた。

毎回、先生にお題を出される。それをテーマに入試と同じ文字数で作文を書いて提出し、添削してもらう。

何度も何度も作らされて(笑)けっこう大変だったが、そのお陰か?今でも文章を書くことに抵抗が無い。

「慣れ」を身体に植えつけたのだと思う。

先生には本当に感謝だ。

フランスドールも是非とも書き慣れてもらって、目指す大学に入ってもらいたい。

 

粉もんウマウマ(o^^o)

 

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