語りについて
私は語りを学んでいる。
来週の東京での公演も、その延長線上にある。
ナレーションと語りの違い。
色々あるのだが、
じゃあ、「語りでお願いします」と言われてもそうそう出来るもんじゃない。
特に、最近は、いかにもプロです!って読み方は嫌われる面もあるから、
なるべく自然に普通に・・・と思うのだが、
身体がもう勝手に「ナレーション用の声」を出すもんだから難しいのだ。
いつも喋ってる通りの声で普通に話す。
そんな一見簡単そうで難しい課題を持ちながら、東京での「読み語り」の稽古に励んでいるわけだ。
ところで、先日、東京在住の友人から
ある、番組の録画を頼まれた。
関西テレビの「高校4年の春」とかいうドキュメンタリーだ。
友人は関西ジャニーズの大ファンで、その番組のナレーターが「横山君」だった。
今日、DVDにダビングついでに私も観てみることにした。
横山君、初めてのナレーター挑戦らしい。
第一声・・・
「お~なかなか素敵な声だね」
ちょっと草薙君に似てるかな?とも思うが、
ゆっくりとした口調で、ちょいちょい滑舌悪いけど、素朴で無理してなくて・・・
最近は俳優さんだけでなく、芸人、アイドル、誰でもナレーションをする。
「語り」ってくくりに入ることが多い。
こんな風にボクトツと喋られたら、
私ら、出番無いね~(笑)
でも、たまに番組などでナレーションしたら
ディレクターさんが勝手に
「語り 下間都代子」とかテロップ入れてくれることがあり、そんな時は正直めちゃ嬉しい。
近々、とある地方の伝説を語る仕事がある。
まだまだ迷走中の私ではあるし、人間的な深みも味も無いけれど(←こういうのはやはり若いうちはなかなか・・・って、もう若くないか!)
横山君に負けないよう頑張ろうっと。←勝手にライバル視
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