おもてなしの裏にある魂胆とは
毎年、元日は実家に。
2日は姉の家に行くのが恒例になっている。
「人生ゲームやるから早く来て!」
小学5年の甥っ子から電話があって、いつもより少し早めに行くことにしたのだが
まずは初詣。
ここはお酒の神さま。わたしにぴったり(笑)
さて、姉の家に行くと、
待ってましたとばかりに御馳走が並ぶ。
お節も昨日はほとんど手をつけずに取ってあったとか。
それだけでもお腹いっぱいなのにすき焼きまで出てきて
もう動けないくらい。
昨日からずっと食べ続けてるなあ。。。やばい!
なんだかもう眠くなってきちゃった・・・
「とよこねーちゃん、人生ゲームやろうってば!」
そうでした、そうでした。
あら?なにこれ?
なんと、甥っ子手作りの人生ゲームなのだという。
本物の人生ゲームも持っているのだが
「自分で作ったほうがおもろいと思ってん!」
昨日、一人で作ったそうだ。お金も手作り♪
サイコロを振ってスタートすると、まず職業を決める。
「スーパーイズミヤの店員になる。給料は2万円」
なんでイズミヤ?!(笑)給料安っ!
「お金持ちの友達ができる。5万円もらう」
え~!!なんちゅうことを!
「浮気がばれて1回休み」
おいおい・・・(・_・;)
確かに普通の人生ゲームより面白い。
そんな中、私は着々とお金儲けを続け(M-1グランプリで優勝したりした)
銀行よりもお金持ちになってきた。
「時計が売れる。3万円もらう」というマスにとまった。
「とよこ、10万円札渡すからお釣りちょうだい」
「あら~、ごめんなさ~い。私10万円札しか持ってないの~」
するとすかさず甥っ子が
「」
いつの間にやら突っ込みも覚えたらしい。
どやどや、とよこねーちゃん、強いやろo(`▽´)o
先頭を走り、お金持ちの私はあともう少しでゴールという地点まで来た。
ところが!
「4だって。12,3,4・・・なになに?ゼニガゼンブチャラ・・銭が全部チャラ!!??え~~~」
さすが我が甥っ子、ちゃんとゴール直前に落とし穴を作っていたのだ。
私の全財産は没収。
そして、私をゴボウ抜きで追い抜いた甥っ子が勝利を収めたのだった。
やられた~(;∇;)
人生ゲームが終わったところで、姉夫婦からプレゼントをもらった。
あったかそうな部屋着やら、耳あてやら・・・
こんなにおもてなししてもらった上にプレゼントまで?
なんか嫌な予感が・・・( -_-)
「小学生は冬休み長いんだよね。」
へー
「10日まであるんだよね。」
ふーん
「暇だよね。」
な、なによっ
「ほら、早く言いなさい」
「あそびにいきたいですっ」
ほらきた(笑)
ハイハイわかりました。いつにしますか?
甥っ子はもんどりうって喜び、遊びに行かせてもらえるなら今すぐ宿題を片付ける!と宣言。
まったく・・・可愛いねえ。
どうぞどうぞいらっしゃい
小さいうちに恩をいっぱい売っておこうっと。
おもてなしの裏の裏の裏。
大人って怖い(≧∇≦)
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