アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

秋からのプレゼント

昨夜は飲み過ぎ(・_・; まぁーいつものことだけど。

今朝はなかなか起きられなかった(笑)

そんな中、秋を見つけに行くことになり、、急遽ドライブ!

すすきの原といえばここ、曽爾高原。

この時期、駐車場は大渋滞になるという。

じゃあ、、少し離れたところに停めて歩こう!

さて、道の駅みたいなところに駐車したあと、30分余り歩く気まんまんでいたが

ふと見るとバス停がある。

もしや曽爾高原まで走ってる路線バス?

係のおじさんに尋ねると

「これは駅に行くバスで、曽爾高原行きはもう無いですよ」

すすきの原の夕景狙いの私たち。バスの時間には間に合わなかったらしい。

あ、そうなんですね。ありがとうございます!

さて、じゃあ、やっぱり徒歩で向かおうかね。

連れが車に荷物を置きに行っている間、1人でぼーっと待っていた。

すると

先程の係のおじさんがやってきて

「バス無いけどどうするつもりなん?」

尋ねられた。

歩きます(笑)

「歩くってゆっても、帰りはどうするん?」

帰りも歩きます!(笑)

「帰ってきたときには駅に行くバスもないし、どうするの?」

意外な質問をされた。

あ、そこに車を停めてますので、ここからは車で。

「あ、そうなんや。で、1人できたの?」

と、ちょうどそこに連れがやってきた。

いえいえ、2人です。

すると

「あぁそう!そしたら、ここから歩くとけっこう遠いから近くまで乗せてあげるわ。サービス」

へ?

驚いた。

仕事が終わったところだとのことで、ご自分の車で私たちを曽爾高原の近くまで乗せてくれると言うのである。

わーーーーありがとうございます!!!助かります!

三重交通の社員さん。こんな親切をいただけるなんて!

たしかに、このちょっとした距離を登って降りるのはしんどかったと思う。

「せっかく来てくれたんやし、見てもらいたいからね!」

世の中にはこんな暖かい人がいるのだね。

私たちを下ろしたあと、おじさんは手を振って戻っていった。

もちろん私も一生懸命手を振った。

こうして、私たちは素晴らしい夕景の曽爾高原を堪能したのである。

美しかった。

秋ってなんでこんなにドラマチックなんだろ。

素敵な思い出と夕景に触れた日だった。

 

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