鎌倉つながり
「青色の画布」
というドキュメンタリー映画がある。
東京などで上映会を開催しているのだが
その大阪上映会が今日、南森町であった。
私が参加しているJICPの企画である。
ドキュメンタリーの主役は鎌倉の中学3年生。
かまくら・・・
私が中3まで住んでいた場所だ。
今日は、その映画の監督や、プロデューサー(学校の先生)も来るので楽しみにしていた。
中学3年生の生徒数人が、長野県の上田市にある「無言館」に行き
戦没画学生の作品を通して自分自身を見つめなおす内容。
無言館は以前、仕事で学び、実際、そこを訪れた縁のある美術館でもあり
鎌倉と無言館とつないだこの作品は、私にとってとても興味深いものであった。
カメラの前で自分のことを語りながら、次第に本音が出てきて涙ぐむ少女。
親の離婚を淡々と語る子。
色々な悩みを抱えながら、みんなで無言館へ向かう。
私は中学3年のとき、人には言えない悩みを抱えていた。
誰にも言わなかった。
でも、この子たちはカメラの前でじっくりと間合いを取りながら、素直に話す。
大人というのかなんなのか?
私とは時代が違うのか。
「お酒の力を借りないと、本音は言えませんね」
私が言うと、参加したメンバーが笑った。
さて、上映会のあと、鎌倉の話もしたくてプロデューサーの席にお邪魔した。
とても素敵な先生と、その奥様。
アーティスティックな先生に対して、体育会家の奥様は良いコンビだ。
懐かしい鎌倉の話もできて、とても充実した懇親会となった。
それにしても・・・・
無言館もしばらく行ってないので、また行きたくなったな。
この映画の上映会も、大阪や京都で開催できれば良いのだけれど。
今夜の御縁もまた貴重なものとなりそう。
ちなみに、映画の監督は若干26歳の青年です!
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