アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

価値観について

もう8年ほど前になるが

槇大輔に師事したい。
仕事を蹴ってまで東京で学びたいと社長に言ったときのことを思い出す。

「下間ちゃん、えらいわ!がんばってらっしゃい!」

本当にありがたい応援を得て東京通いが始まった。
公演の際には足をはこんでくれて、花を贈ってくれて
東京事務所で好きなように寝泊まりさせてもらい、合鍵もいただいた。

このたび、師匠を大阪に呼んで
大阪のメンバーに指導してもらうことを報告すると
社長は

「そう!いいじゃない!」

メンバーを告げ、うちの事務所からも数人参加することを伝えると

「そうね。勉強しないと上達しないものね!」

うんうんと頷いてくれた。

でも・・・
どこの事務所も同じ対応かと言うと、そうでもない。

たとえ指導者が東京のトップナレーターでも
難色を示すプロダクションがある。

本人が上達したい。学びたい。という意思よりも
他の思惑が前面に出るようだ。

他の思惑。。。
ま、書かないけど。

そう思うと、当たり前のように応援してくれるうちの社長の懐の大きさ。
実際、私はほとんどフリーと勘違いされるほど自由にさせてもらってるのだが
ちゃんと必要なことを社長に報告し、了解を得ている。
その信頼関係のもとに動いているが
やはり、それも当り前と思ってしまいがちなので
このようなほかのプロダクションの対応を目の当たりにすると
かえって自分の置かれている環境に対して感謝する良い機会になったりして。
ありがとう、と思う。

うちの社長はポジティブだ。
私や、一緒に学ぶメンバーに対してエールをおくるだけでなく
さらに社長らしい言葉も飛び出す。

あははは!さすが、社長。

今夜はうちご飯。

ハヤシライス

デミグラスはやっぱりハインツでしょ(笑)←友人の勤務先でお世話になっているので・・・
家で食べると妙に食べ過ぎるわ。

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