アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

同じ空を見てる

前日にその気になったのだ。

そうだ、スカイビルで見よう!

先日、仕事でスカイビルに行ったときにチラシを見つけた。

金環日蝕の朝、早朝から展望台をオープンし、
観察用のグラスももらえるという。

前もってグラスを用意していたなら
淀川の河川敷あたりで観察したら良かったのだけど
そんなマメでもなく・・・

で、前夜になって

そういえばスカイビルでグラスもくれるって書いてたなあ。。。

早起きして行ってみるか♪

ということで、車でスカイビルへ。
6時頃到着したのだが、さすが~長蛇の列!
ありゃりゃ。これはまずい。
グラスは先着300人分しかないはず。

上に上がれるのも一体何時になるのかしら???

そんな不安を持ちながらも、持参したオニギリを食べながら待つこと30分。
結構順調に上に上がれた。
しかし、入場券売り場で、あと6,7人で自分の番というところで

「グラスが終了しました~」

げげ!!マジですか?

ま、いっか。←すぐ立ち直るタイプ

というのも、私には漠然とした自信があったのだ。

なんとかなる。

展望台に上がると、みんなグラス片手に必死に観察している。
なるべく出入り口から遠いところへ進み。。。

おもむろに
「すみませ~ん、誰かグラス余ってませんか?」

「ありま~す!どうぞ」

「わ~よかった!ありがとうございます。直前で無くなって、どうしようかと思ってたのです!」

やっぱりね。

わざわざスカイビルに来て観察しようって人の多くが
自前でグラスを持ってきている。
でも、タダでくれるものはもらっておこうということで
2つ持ってる人が結構いるだろうと思ったのだ。

恥ずかしげもなく尋ねる私も私だが
もらえるもんはもらおうという人も

やっぱなかなかの大阪人だね~(笑)

かくして
お陰さまで素晴らしい天体ショーを存分に味わうことができたのだ。

金環の瞬間は雲がうっすらかかったお陰で肉眼で見ることができ
その後もグラスを通して美しい月の影を堪能した。

日本中で、みんなが同じ時間に空を見上げていたのかと思うと
なんだかとても不思議な感じ。

空も大地も、みな繋がってる。

日蝕

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