話を聞かせて。
今週はイベント出展が多い。
7/6~7/7は京都の出町柳の夜店で被災地の手仕事品を売るのだが
その際、笹を使いたいとメンバーの誰かが言いだした。
笹を手に入れるのも、飾るのも、あとあと処分のことも含めて大変なのに~(汗)
まあ、私の担当じゃないから、やりたいならええんちゃうか。←ええかげん
と思いつつ、シミュレーションはちゃんとするようにね、などと口うるさく言っていた。
でも、やっぱり心配で・・・
と、今日、天神橋筋商店街に、巨大すぎない笹が飾ってあったので
お、これは!イメージに近いのでは?と写真に収める。
正直、特に可愛い飾りつけでもないし、写真を撮るほどのものでもないのだが
茎の太さとかもこちらにとっては重要なので
妙なアングルで何枚も撮影。
通りすがりの人が私を怪し気な目で見ていく・・・
だよね。変だよね。
恥ずかしくなった(笑)たまには恥ずかしいって気持ちも湧くんだね~w
さて、話は変わって
来週岩手に行くので、そのための高速道路の通行許可をもらいに府庁へ行った。
ちょっと私の持参したものに不備があったりして、まさかの出直し?と一瞬焦る。
しかし、
担当してくれた男性がとても親切で、時間はかかったもののちゃんと手続きしてもらうことができた。
書類を作りながら・・・
「今回は大槌に行くんですか?」
はい。これまでも大槌、箱崎、釜石に行ってるんです。
「僕は実は消防の人間でして。今、出向で府庁なんですけどね。震災直後、大槌で活動したんですよ」
そうなんですか!
「震災の翌日から入って。」
人命救助ですね。
「そうです。でも、実際にはご遺体ばかりでした。」
テレビでも惨状については何度も聞いていたけれど
遺体を運ぶ作業に携わった人の口から直接話を聞くと
もう鳥肌が立って、
ああ、忘れてはいけないな。って。
瓦礫の山の映像はたくさん見たけれど、テレビでは映せない映像をこの人は目の当たりにしたんだ。
またお話聞かせてもらったりできますか?
何かの集まりで、しゃべってもらうこととか。
「いいですよ。都合が合えば」
名刺交換させてもらって、お礼言って帰った。
復興に向かう中で、発災当初の話を思い出すのが良いことか悪いことかわからないけれど
津波の恐ろしさは肝に銘じておくべきだものね。
現地で語り部の話を聞くツアーも人気だけれど、
活動した消防署の方の話もとても貴重。
また話を聞かせてほしい。
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